2019年11月30日土曜日

11月30日(土)大変お世話になりました。

  本日をもって、312年間の奥多摩町町議会議員としての役目を閉じることとなりました。地域の皆様には、まだまだ、課題の残っている中で、また、私自身の宿題もある中での引退は、誠に申し訳なく思います。
12年間の町議会議員生活、振り返るとあっという間でした。一年目は政策課題をはじめ理想に突っ走った年間でした。財政基盤の弱い町村の一つである奥多摩町、理想だけでは課題解決が出来ないことも覚えました。もちろん理想と夢の実現を放棄してはいけないことも自覚しました。二期目は自民党の会派、緑水会(因みに緑水会の命名は不肖私の案でした。水と緑の奥多摩町ということで)に参加し活動をしてまいりました。政策課題を共有し、勉強会、管外視察なども重ね、わが町に資するものはないかと模索した年間でした。

三期目の後半、現在は、議長としての任務を拝命しました。特に西多摩郡の議長会と東京都町村議長会の会長も併せて受け、公務の量が増大し、足元の活動の時間を取られてしまう状況が続きました。しかし、お役を頂いたことによる人と人との関わりが広がり、貴重な体験を積ませていただいていることには感謝をしています。この日記も東京都町村議長会の会長に就任した日から滞ってしまいました。継続できなかった自分の甘さを反省し、お読みくださっていただいた皆様には、改めてお詫び申し上げます。

 さて、町議会議員としての権利である一般質問もお陰様で休まずに行ってまいりました。確認型、要望型、提案型、と角度を変えて質問を行ってきたつもりです。冒頭に述べましたように、当初は理想だけの提案も多かったと反省しています。後援会だよりも議会が終了した後に発行して55号を数えることが出来ました。後援会報をファイリングしていただいている方もいて、ありがたく思います。まだまだ皆様のご期待に応えられていないことも多く申し訳なく思いますが、自分としては精一杯の12年間でした。

 これからも愛する奥多摩町を終の棲家とし、住民皆様との交流を続けてまいりますので、宜しくお願い申しあげます。この日記は自分自身の備忘録としても活用し、活動をしていく上での指針にもなりました。本日をもってこの日記を閉じることといたします。また、違った形でお会いできることを祈念いたします。ありがとうございました。

 

 

 

2019年9月15日日曜日

9月13日(水)決算委員会

 
 今日は決算委員会2日目です。私は監査委員のためオブザーバーとして傍聴席に座りました。前日の一般会計の残りと特別会計の認定が審議されました。前日は健全化比率や各種比率が示す内容について、具体的な施策を例に町の事業実績を確認する質問や不用額の扱いなどの質問がありました。このご時世に過疎化の市町村では財政力指数が健全なところは、特殊な施設を受け入れているところ以外は、まず見つかりません。奥多摩も厳しい財政事情であるのは言うまでもありません、しかし、ここ数年の事務事業の展開が、比率の健全化へ向かう流れとなっています。ここは評価すべきものだと思いました。二日目の今日は特別会計の審査です。少子高齢化の波は特別会計を圧迫しています。国保医療介護関係は厳しい現実が続きます。しかし、医療費や高齢者の暮らしを守る予算はなかなか削れません。そんな中、国保の都道府県化が決まり、各市町村では複数年に亘り、保険料の調整に入っています。町でも2年間かけて料率の改定が行われる予定です。

2019年5月12日日曜日

5月12日(日)今年も始まりました!

 
かねてから地域の活性と地場野菜を地元の方々で消費するサイクルを作ろうとプランニングしていた地域の有志による「朝市」、今年で2年目を迎えました。今日は第一回の朝市でした。野菜だけでなく今朝は、炭焼きの蒸気から発生する木酢液(虫よけ、忌避剤として使われる)やお花も登場しました。まだまだ野菜は出荷量が少なく、ワラビなどはあっという間に売り切れました。あく抜き用の灰まで用意されているという気配りには、びっくりです。今年から朝の10時からの販売開始になりました。昨年からのお得意様?で、会場になった小丹波のコミュニティーセンターには、多くの地元民がレジ袋を提げていました。30分前には整理券が配り出されるほどでした。今後も季節に応じた旬の野菜、お花を集めて地域住民の輪を広げていただけたらと思いました。この催しは、11月まで毎月第2週の日曜日に開催されます。次回は6月9日の日曜日、この日には早取れのジャガイモも顔を見せるのではないでしょうか。是非出かけてみてください。



 

2019年5月4日土曜日

5月4日(祝)氷川食堂

 
10連休の後半、お天気も持ち直してきました。奥多摩は人も車も朝から多く賑わっています。4月に時間が取れなくて、自分の会報を配るのがこの連休になってしまいました。今日は氷川地区を廻りました。緑が鮮やかで、まさしく5月の薫風の中といった奥多摩です。朝は山間部を歩きました。車の来ない静かな山間の中、鳥のさえずりと心地よい風が迎えてくれます。昼近くになり奥多摩駅周辺を歩きました。お蕎麦屋さんも開店前からお客さんが並んで待っています。交差点も人の動きが多く、車が待たされる状況です。

 さて、私も昼食にしようと一軒のお店に立ち寄りました。「氷川食堂」で

す。奥多摩駅の旧称は「氷川」です。駅前の通りも氷川という地名です。この駅前通りにオープンしました。ここは和洋中とそして昔はお寿司も食べられた老舗の「寿々喜屋」があったところです。残念ながら昨年閉店してしまいました。ここに都内でホテル経営をしている企業が食堂を開設しました。この食堂を加え3店舗をこの奥多摩で経営していただいています。今日は写真のように「すき焼き風の丼」をいただきました。すみません、食べてから写真を撮りました。食堂という名の通り、リーズナブルなお値段で食べることが出来ました。ご飯ものの他、うどん、ラーメン、そしてスウィーツもあり、また、時間帯によってはカフェとして営業するそうです。お休みは火曜日と水曜日、美味しいです。是非立ち寄ってみてください。
 

2019年5月1日水曜日

5月1日 即位の日

後援会だよりの第53号です。
トップページのメニューから『後援会だより』を押してください。

2019年4月25日木曜日

4月25日(木)焼香師

 
 焼香師とは、大本山永平寺において年2回の大法要の一つである春の授戒会(じゅかいえ)という会の特別法用の導師を禅師様(永平寺のご住職様という大変な位の方)に代わって務めるという大変名誉なお役です。全国1万5千の曹洞宗住職を代表するというなかなか巡り合えないほどのお役目です。この大役を奥多摩町小丹波の丹叟院ご住職がお勤めになりました。私も檀信徒の皆様とともにこの名誉ある拝命記念行事、大導師法要に参加させていただきました。

小雨降る永平寺、本堂までの道のりは、その荘厳な空気に包まれ身が引き締まる思いでした。法要に先立ち、禅師様と今回焼香師をお勤めになる丹叟院ご住職とのやり取り(双方のご挨拶)は、参加した檀信徒皆様の胸に迫るものでした。そして本堂での大法要は、全国各地からの僧侶の読経が響き渡り、時のたつのを忘れる思いでした。この名誉あるお役目には、丹叟院ご住職のご子息二人(副住職)がその一端に加わり、お勤め頂いたことは、また、地元の檀信徒には嬉しい出来事となりました。

この焼香師拝命記念のツアーは、永平寺を中心に金沢を巡るコースを立てていただき、北陸の観光も楽しむことが出来ました。またとない機会をいただいたことに感謝いたします。






2019年4月22日月曜日

4月22日(月)災害に備えて

4月22日(月)災害に備えて
今日は、奥多摩消防署の別棟の完成披露式が行われました。この施設は、署員の訓練はもとより災害発生時には応援部隊の宿泊施設、待機場所としての機能も備えたものです。施設の見学では、停電時の行動、建物火災における煙の流れなど厳しい条件での救助活動の厳しさを垣間見ることが出来ました。
写真は、署員による訓練の様子です。きびきびとした動きに圧倒されました。先日訪問した「東京消防庁南多摩総合防災施設」と併せ、急峻な地である奥多摩町にとって有難く思いました。



2019年4月15日月曜日

4月15日(月)最小限に食い止める

 
昨日の日曜日は、地域の企業が主催する野球大会がありました。小丹波地区を4つに分けて、参加者全員が最低一回はバッターとして打席に入ります。逆に上手なプレーヤーでも、二回までという縛りもあり、どんな展開になるか予想しがたく、監督の采配が勝負を左右します。私の所属する地区は、過去2年は一度も勝てず、4チーム中4位が続きました。今回最下位だと不名誉な4位の三連覇となってしまいます。しかし、移住者など新戦力が加わったせいか不名誉な記録にならず、なんと優勝の栄誉を勝ち取ることが出来ました。

そんな余韻の残る未明の火災には、驚きを隠せませんでした。1時14分ごろの防災無線で、近所の住所と知った時の驚きで飛び起き、カーテンを開けた時には既に、火の手が高く上がっていました。消防署、消防団、地域住民一体となっての消火活動は明け方までかかりました。残念ながら一軒は全焼、隣家は火災の熱で一部、ガラスの損傷を含め被害を受けました。火元の方が怪我をされましたが、そのほかの方は避難をされて人命にはかかわる事がなかったのが不幸中の幸いでした。今回も地元の消防署、消防団のOBの迅速な出動もあり、被害を最小限に食い止めることが出来ました。感謝を申し上げます。

2019年4月12日金曜日

4月11日(木)安心・安全を守る


今日は、青梅警察署長の歓送迎会が青梅市内で行われました。奥多摩町も青梅警察署の管内です。人口は少ないのですが、面積は東京都の10分の1を占めるほどの広さです。加えて観光地として流動人口も多く、警察署も大変なご苦労をしていただいています。残念ながら自殺願望者も例年後を絶ちません。
そんな住民の安心・安全を見守っていただく警察署、その署長さんは、だいたい2年での異動が待っています。消防署もそうですが、地域に、住民に慣れたところで・・・青梅警察署新旧署長さんの今後のご活躍を祈念申し上げます。

2019年4月9日火曜日

4月9日(火)はじめの一歩



今日は、奥多摩中学校の入学式でした。さすがに中学生となると動作ひとつとってもしっかりとけじめのある姿を見せてくれます。校長先生からは失敗は恥ずかしいことではない、めげずに頑張ることというお話がありました。私も同じようなことをお伝えしました。結果はなかなか出ない、プロセスを大事に、プロセスに価値を見出してほしいというような抽象的なことを言ってしまいました。

男子生徒が全校で50名、女子生徒が26名と男子の割合が多く、部活動も限られてしまいますが、自分たちの楽しみ、目標を見つけ出して欲しいと思います。

さて、前日は小学校の入学式でした。一週間前までは、保育園に来ていたお友だちが、今日は立派な一年生になって、入学式を迎えました。保育園では年長児として年下の友達を引っ張ってくれていましたが、さすがに入学式では緊張と後ろに控える上級生の前では、幼さを感じました。しかし、式典の間は、しっかりとした姿勢で話を聞くこともできました。今日は保育園の担任だった先生、園長先生と参列しましたが、立派な立派な1年生の姿を私たち保育園関係者に見せてくれました。さあ、明日から早起きしてはじめの一歩を踏み出してください。式典では1年先輩の新2年生による合奏を聴きましたが、1年間の成長は目覚ましいものです。良いお兄さん、お姉さんになることが確信できました。

 

2019年4月7日日曜日

4月7日(日)将来の夢



満開の桜のもと、奥多摩町の消防団任命式が氷川小学校で行われました。式典には総勢200名近い団員が集結いたしました。永年尽力された副団長以下41名の方々が、退団されました。一番長い方は30年もの長きに亘っての奉仕活動でした。本人はもとより、ご家族の協力があったからこそでしょう。本当にありがとうございました。ご苦労様でしたという気持ちです。新たに加わった団員は16名です。町の定住化対策によって新たに奥多摩住民となった方の入団もありました。機能別団員(OBとして引き続き地域の防災に協力していただける団員)10名と合わせて26名です。高齢化に向け、本当に団員の確保は大変です。住民一人一人が自助共助の精神で地域を守ることが改めて浮き彫りになってきました。新たに加わった団員と書きましたが、この中には、副分団長、部長を辞して、改めて機能別団員として後進の指導と地域を守る役割を果たそうとする男気ある方もいます。頭の下がる思いでした。

この日は来賓として話をする機会をいただきました。関わっている保育園の卒園式で、卒園児が将来の夢を語る場面があります。将来は消防士になる、消防団に入ってお父さんのようになりたいと話す園児に、「親の背中を見ている、皆さんの活動が、子どもの情操を育てている」とお話をさせていただきました。

 

2019年3月26日火曜日

3月26日(火)災害に備える





 
 過去の災害を教訓に東京都内の防災力強化のための拠点が整備され、平成30年から使用開始となりました。この施設は八王子市の鑓水に所在する「東京消防庁南多摩総合防災施設」です。この日、町議会常任委員会の研修でこの施設を訪れました。

南多摩総合防災施設は東日本大震災以降、緊急消防援助隊(被災地の消防力では対応困難な大規模、特殊災害の発生に際して他の都道府県から派遣される部隊のこと)の受け入れや防災拠点として整備された施設です。平常時は写真の中層訓練棟や自然の造形を残した森林など先進的な訓練施設を中心に活動しています。中層訓練棟は環境負荷を軽減する設備を付帯させることで、実際の火災と白い泡状の放射訓練を可能とした先進的な複合施設となっています。建物の内外では、様々な火災訓練や救助訓練が行われています。

また、消防救助機動部隊(愛称ハイパーレスキュー)は平成7年に発生した阪神・淡路大震災の教訓から創設され、東京消防庁管内に6部隊配備されています。奥多摩から一番近い部隊は、立川にある第八消防方面本部で、航空ハイパーレスキューも立川に所在しています。

このほか施設内には、自然災害に備える「特殊機能を搭載した対策車」放射性物質や生物剤、化学物質などいわゆるNBC災害現場での迅速な除染活動を行う「除染者」や「特殊災害対策車」など多数の特種車、家が一軒建つほどの防災、災害対策の備えが整備されていました。

議会として今回の研修を経験し、奥多摩に災害が発生した場合、平地でのそれとは違う困難さを、まさしくこのような施設に頼らざるを得ないということを認識いたしました。

2019年3月20日水曜日

3月20日(水)ホップステップ


 今日は、奥多摩中学校の第4回の卒業式でした。卒業証書の通し番号が、100番を超え、3桁になりました。統合後も小規模中学校なのです。二つの地区が合わさって、その伝統づくりに頑張ったのが3期生までの先輩たちでした。そして今日は4期生が卒業です。小規模なので部活動も大変ですが、一人でも指導教諭が居れば頑張って活動してきた様子が答辞から伺うことができました。在校生も今日の卒業式をしっかりと見つめ、次代の自分たちの姿を確認していました。式典も厳粛に進行し、本当に真面目で大人な中学生たちでした。

写真は、在校生が描いたのでしょうか。校庭に記されていました。

「ご卒業おめでとうございます」

2019年3月15日金曜日

3月15日(金)卒業生と修了生

 
 
 今日は、奥多摩日本語学校の第一回の卒業式でした。正式には修了式と卒業式が同時に行われました。卒業を待たなくても資格が取得した時点、就職が決まった時点で終了ということのようです。最も学校と行っても学校法人ではなく企業が運営する職業訓練学校のようなもので、なおかつ日本語の習得を目指し、日本の企業にIT関係のスペシャリストとして就職するのが最終目標でした。この日の卒業生4名と修了生5名も既に就職を決め次の目標に向かっています。

素晴らしかったのは、在校生が現在の環境の中でどのように勉強を重ねていったらよいのかをしっかり把握していたことと先輩に対して感謝の念を持っていたこと、卒業生が地域住民をはじめとする奥多摩町、奥多摩町の環境に対して感謝していたこと、この日本語学校を家と思い、先生方を親と思い、同僚を家族と思い、この一年半を充実した学生生活を送っていたと述べたことでした。このことに深く感銘を受けました。送辞、答辞も素晴らしい日本語を聞くことが出来ました。

2019年3月12日火曜日

3月12日(火)照ノ富士と栃ノ心

 
今日は、予算特別委員会の第一日目です。一般会計と特別会計、事業会計の説明がありました。先にもお伝えしましたように、今年度は福祉予算が手厚くなっています。高齢化に伴う施設の増強により、対象者への配慮が伺えます。また、障碍者対応にも予算がかけられています。明後日は質疑が行われます。新年度の予算が有効に執行されるよう建設的な質問を行ってほしいと願っています。ちなみに私はオブザーバーなので意見が言えません。

さて、表題の大相撲の話題で申しわけありません。大相撲ファンならよくわかると思います。照ノ富士、怪我がなければ今頃は横綱でした。現在の地位は序二段の48枚目です。初日に久しぶりの勝ち星をあげました。ニュースで放映しましたが、足にはまだ分厚いサポーターが巻き付かれていました。痛々しい様子でまだ本調子でない様子でした。それこそ格下の相手だったので勝てたようなもので、往時のそれではありませんでした。そして栃ノ心です。これも怪我で、大関昇進時の相撲には程遠い様子です。がっぷりになれば今の白鵬もかなわない怪力と型を持っています。カド番で勝ちこすかどうか、それよりも怪我が心配です。二人の復活を願っています。

今の力士は体重が重いので、自身を支える体力、筋力を維持するのが大変のようです。昭和のころは、筋肉質の力士が多かったので、今ほど休場者は少なかったと記憶しています。とにかく毎場所休場力士が多すぎます。中日を過ぎるとお目当ての力士が居ないなんてことが続いています。金返せとは言えませんけれども、、、、、

2019年3月9日土曜日

3月9日(土)作文コンクール

 
奥多摩町の小中学生による作文コンクールの表彰式が行われました。全応募作品の中から最優秀賞7名、優秀賞15名が選ばれました。作文の課題は「奥多摩の好きなところ」、小学3年生と中学3年生では表現や価値観も違いますが、その内容には共通したものがありました。従来から住み、育った地元民には地元の良さが意識できないところもあるようですが、作文コンクールに応募された小中学生の中には、Iターン組の子どもたちも多く、新しい土地への新鮮さとともにその良さを感じた素直な表現が作文から伺えました。大人の価値観とは違う素朴さは、心に響くものもありました。

2019年3月5日火曜日

3月5日(火)3月議会


今日から3月議会が始まりました。3月は新年度の予算が審議される議会です。一般会計は、昨年より3億9千万の増額、新規事業を含めて約66億8千万、特別会計を含めると100億に近い額となります。歳入の約65%が東京都からの支出金と地方交付税から成り立っています。私たちが収める町税は人口減に伴い、全体予算の11%台約7億4千万となってしまいました。

歳出では、福祉関係の予算が増加し、民生費が一番多い予算となりました。少子高齢化対策による定住化対策から土木費の増大も見られます。

議会日程も掲載しましたので、傍聴をお待ちしています。

2019年2月25日月曜日

2月25日(月)交通安全教室




長年お世話になった地元古里駐在所の山内さんが定年退職されました。長きにわたり、古里地区の安全に寄与していただき深く感謝いたします。そして、毎年この季節になると青梅警察署の皆さまによる交通安全教室を指導していただきました。今回からは、奥西さんが古里駐在所に勤務され、地域住民がお世話になります。新しいスタッフの皆様により、今日も古里保育園で交通安全教室が開かれました。
 はじめは室内で婦警さんから園児に解り易く事故や事件から身を守る方法を教えていただきました。また、腹話術を使っての指導も大変楽しく見ることが出来ました。中にはビックリして泣き出す乳児もいましたが、年長児クラスは婦警さんが話していたのではと感じていたようです。しかし、そのやり取りに夢中に入っていけるのはやはり子どもの良さでしょう。
 後半は庭に出て、信号機(交通安全教室用の仮設信号機がある)を使って横断歩道を渡る練習です。そして、来るべく4月に1年生になる年長児は園から出て実際に渡るだろう小学校前の横断歩道を使っての実践練習を行いました。
 先日も小学校に年長児がお邪魔して、1年生と交流会を持ちました。その際の1年生の成長ぶりを見ると、こうしたひとつひとつの訓練、積み重ねが大事であるとつくづく感じました。

2019年2月24日日曜日

2月24日(日)ひな展コンサートと棚卸資産


地域に眠っているお雛様を一堂に会して、雛飾りを観る会、今年で8回目を迎えました。明治時代のものから現代の物まで、会場狭しと飾られたおひなさまは年々増えていきます。ぴったりと並べられているおひな様、これはかたずけるときも間違えないようにするには大変な作業だなと・・・
この催しと、昨年から実施しているコンサートをジョイントして、今年も文化会館で開催されました。多くの住民が参加して、お雛様の観賞とコンサートを楽しみましたコンサートは、マンドリンの演奏会、小学生の姉妹によるハーモニカとオカリナの演奏、いつも奥多摩の行事には欠かせない「こーるやまぶき」の合唱、講談師による講談、そして最後が奥多摩町の吹奏楽団の演奏と盛りだくさんのプログラムでした。後半の講談と吹奏楽は後の公務の為、残念ながら鑑賞することが出来ませんでしたが、小学生姉妹の演奏は圧巻でした。二つの音色が異なるハーモニカで昭和歌謡曲メドレーを披露すると会場のチョット高齢者の皆様方から万雷の拍手が沸き起こりました。魅入ってしまい、今回は写真を撮るのを忘れてしまいました。
次の公務は「氷川漁業組合」の総会でした。組合長から収支、損益計算の内容について説明がありました。現金預金が減り、棚卸資産が増加していることに触れ、これを少しでも逆にしていかなくてはとの言葉が耳に残りました。ここでいう棚卸資産は、漁業組合であるが故の生き物である「魚」です。水の管理、魚体の健康管理、非常に神経を使う業務に、役員皆様が気の抜けない日々を送られていることが強く感じられました。町の観光事業を代表する事業の一つである水産業、自然との闘いもあるわけです。今後の事業発展に協力していきたいと思います。

2019年2月22日金曜日

2月22日(金)子育て応援住宅贈呈式


 

子育て応援住宅は、新たな譲与型町営住宅として整備したもので、東京都としては初めての事業です。この事業は、町内に永住を希望する子育て家庭に22年間携帯臆して住むこと、地域活動に積極的に参加することなどを条件に新築住宅を譲与するものです。住宅使用料は月額5万円ですので、単純に22年間で1320万円支払うことになります。建築費用はこれを上回っていますので、ご家族にとって、永住目的にかなっているものと思われます。

 この日は新聞、テレビ等マスコミも取材に訪れていました。新しい試みとして町の施策が注目されます。

2019年2月16日土曜日

2月16日(土)青梅マラソン開会式



明日の青梅マラソンに先立ち、青梅総合体育館で開会式が行われました。式典の後のトークショーでは、高橋尚子、野口みずきの両金メダリストがゲストという豪華版でした。ご存知の通り青梅マラソンは何万人というランナーが登録されていて、最後尾のランナーはスタートの合図から相当経たないと走れないほどです。1時間のトークショーの中で、ふたりからのアドバイスは、青梅ならではのスタート時の準備でした。満員電車と同じ上体を動かせない状況での足首トレーニング、30キロを完走するための精神的、肉体的ペース配分など、ランナーでない私にも非常に納得させられる内容でした。会場に来ている、明日走るランナーにも自身が一緒に楽しむことも伝え、サービス精神旺盛のお二人でした。

2019年2月11日月曜日

2月11日(祝)冬の奥多摩

 
 
 
 
 地元小丹波にあるお稲荷様(十日の森)の祭礼に参加した後、冬の奥多摩に車を走らせました。この日は、かねてから町の事業として行われている日原伝統の「白箸づくり」の教室が、日原の森林館から場所を奥多摩湖畔の「水と緑のふれあい館」に移して実施していることから、様子を伺いに出かけました。

白箸とは、お正月やめでたい席などで使用される両細で塗りの施されていない白い箸のことです。材料は日原産の「ミズキ」ミズキは色が白く柔らかくて加工しやすいうえに、まっすぐ天に向かって伸びるため、白箸づくりに適しているとされていました。現在でもミズキを用材とした最高級品とされてきています。

3年前に町が予算化した日原伝統の「白箸づくり」の教室、当時は住民主体に日原の森林館で開催されていましたが、観光客にもその伝統を知っていただくために、奥多摩湖畔での開催となり、昨日は60名ほど、今日も入れ代わり立ち代わり参加する観光客でふれあい館のロビーが埋まっていました。今後、この教室が出来れば、町の産業展やふれあい祭りで披露してほしいと思っています。

さて、写真を見てください。湖畔に落ちていた松の葉っぱです。両側からこれを引っ張って、ちぎれなかったほうが勝ち!という単純な遊びを昔よくやったことを思い出しました。栃の実を掘り出して笛を吹いたり、名前はわかりませんが、草の実を出して、房を咥え、音を出したりと野山にあるもので遊んだんだなと・・・冬の奥多摩でそんなことを思い出しました。

2019年2月5日火曜日

2月5日(火)CLT




 
今日は私が所属する町議会の会派「緑水会」の研修会でつくば研究学園都市にある「つくばCLT実験棟」を訪問しました。CLTとはCrossaminatedimberの略で、ひき板を並べた層を板の方向が直交するように層を重ねて接着した大判の木質パネルで、近年の研究から注目され始めてきました。2016年に一般的な設計基準が策定されたのをきっかけに、今後国内におけるCLTの利用は急速に進めことが期待されています。林業が衰退し始めた近年、特に私が住んでいる奥多摩町にとって、課題となっている木材利用に、なにかヒントはないかと今回の研修となりました。
 実験棟(写真)に入ると冷暖房完備で、あらゆる素材の経年変化をみるシステムが完備されていました。CLTの利点と特質は、成長した森林資源の活用、優れた断熱性、安らぎの木質空間等環境にやさしく高性能であること、また、面で支える構造、効率的で素早い加工が可能なことなどが、挙げられます。用途としては、写真にある通り、多岐に渡りますが、住宅用としてはまだ実現していないので、坪単価など詳細がまだわからないとのことでした。
 いずれにしても、このような素材が有効活用されることが、林業の復活にも繋がるものと期待しています。

2019年2月2日土曜日

2月2日(土)なんと17回目

 
今日は私の勤務している古里保育園の職員による音楽劇やパフォーマンスを発表する「古里っこ」が開かれました。17年前に職員の一人が学生時代に勉強したことを基に、保育園の職員が子ども達に、地域に発信できるものはないかと研究し、今日に至っています。

 保育所は常に子ども達と一緒にいる現場なので、練習もわずかな休憩時間を割いて、限られた人数の、そして退勤後のパート練習に限られ、全員揃っての練習は前夜と当日の朝という状況です。要するに出来栄えよりも職員の結束や子ども達の喜ぶ姿に価値観を求めるといったところでしょうか。今日も地域の皆様、他の保育園の先生方、園児とその家族も観客となり賑やかな発表となりました。ダンスや歌、音楽劇、ブラックライトを使ってのパフォーマンス、もうひとつ最後の寸劇は「ねずみのよめいり」原作に加え、面白さも盛り込んだ寸劇は会場の皆様を笑いの渦に包み込みました。当日の朝まで台詞忘れや職員の当然のリタイヤ(インフルエンザ)などで本番がシナリオみたいなものでした。この行事は来年で18回目を迎えます。ここまで続けてこられたのは地域の皆さん、とりわけ保護者の皆さまの温かい協力があってのことだと公演後の反省会で確認し合いました。約一時間ちょっとの短い時間でしたが、子ども達にとって楽しい時間が過ごせたとしたらこんなに嬉しいことはありません。

 
 
 
 

2019年1月24日木曜日

1月24日(木)二の舞にならなければ・・・

 新年に入り、数多くの行事が毎日のように行われました。というかまだまだ行われています。その都度、心に残ったこと、印象深いことをこの日記に綴ろうと思っているのですが、、、忙しさに翻弄されさぼる毎日が続きました。正直に言うと同じような行事が続いたというのが本音です。
さて、私の好きな大相撲でご勘弁ください。だらしない大関陣、近年多くなってしまった途中休場、よく毎日満員御礼の垂れ幕が下がるほどに、ファンはありがたいものです。白鵬の独走で終わってしまうだろう初場所ですが、帰宅後に見た7時のニュースでびっくりでした。休場明けの御嶽海、あっさりと横綱を押し出してしまいました。左足の故障でテーピングだらけでしたが、相撲は面白いもので前にでる、攻めている時の身体にはあまり負担がかからないようです。堪える時は相当な負担がかかるものです。そんな御嶽海にとっては短時間で、負担のかからない内容で勝てたのは良かったのでしょう。しかし、支度部屋に引き上げる姿をカメラが捉えていましたが、明らかに左足を引きづっていました。少しでも良くなれば本場所を務めたい、勝負師は皆さんそういう思いがあるでしょう。しかし、稀勢の里を思えば、御嶽海にも無理をしないで欲しいと思う、相撲ファンは多いのではないでしょうか。

2019年1月14日月曜日

1月14日(祝)成人式


 


39名の成人式が奥多摩福祉会館で行われました。大人になるということは・・・いろいろな方からの祝辞で、いつものように責任と義務、社会人としてあるべき姿が語られましたが、大人になるということはどういうことなのだろうかと改めて考えさせられました。既にお酒やたばこは、大人の仲間入りしていた人もいたかもしれません。しかし、人の痛みを感じることや思いやりの心が育っていれば、未成年であっても大人の仲間ともいえるでしょう。

さて、奥多摩町の成人式では恒例となった出身小学校と中学校の校歌を全員で歌う場面では、全員が母校を思いだして大合唱となりました。また、中学校での合唱祭で歌った曲を「コールやまぶき」の皆さまが歌った時には、その時を思い出したかのように成人の皆さんも歌いだしました。中にはその時と同じパートで歌いだす成人者もいて、なんとも微笑ましい光景でした。

 

2019年1月13日日曜日

1月13日(日)出初式




昨年は全国的に水害等災害の多い年でした。天気は西から被害へと移り変わるという認識は当てはまらなくなりました。線状降水帯という厄介な気象状況が居座り、同じ地域に連続的に降雨をもたらしました。幸いにも奥多摩町は大きな災害もなく1年が過ぎましたが、いつ起こるか、何が起こるかわからない災害です。備えは充分すぎることはありません。                 今日は、お正月恒例の奥多摩町消防団の出初式が行われました。式典では功労者や永年勤続の団員の表彰がありました。年末の警戒、先週は異常乾燥注意報が発令される中での啓発活動等、本当に頭の下がる思いです。式典の後一斉放水が行われました。虹色のアーチに、被災地のいち早い復興を願わずにはいられませんでした。

2019年1月9日水曜日

1月9日(水)森林環境税

 

  昨年の7月、秩父市において全国森林環境税促進議員連盟の総会が開かれました。税金の二重取り、また、環境と言っても森林の復興に重点を持っていくのではないかとか様々なご意見も伺います。取られる税金が一律なのに対し、譲与されるほうが、人口など数字で換算されますので、税金そのものが本来の森林環境にどれだけ寄与されるものなのかが、計り知れない所もあります。しかし、昨年の水による災害を見ても森林の荒廃も一つの要因になっているようです。まさしく痛みを伴う施策ではありますが、私たち人間が作ってきた社会、生活環境をもう一度見直すためにも有意義な譲与となっていってほしいものです。
 今日は田村都議会議員と西多摩の議員団で産業労働局を訪れ、譲与税の活用方法等を中心に要望書の提出をしてまいりました。局長をはじめ職員皆様が熱心に話を聞いてくださいました。この森林環境税が、日本の森林を守る生態系を維持することを中心に譲与されることを期待します。

2019年1月3日木曜日

1月3日(木)記録が途絶える


昨日今日とテレビでスポーツ中継にくぎ付けとなりました。昨日の大学ラグビー、とうとう帝京が敗れる日が来ました。土を付けたのは今シーズン関西リーグ全勝で大学選手権に臨んだ天理でした。久しぶりに認定トライも見せてくれたようにフォワードの纏まりのある強いチームでした。あの帝京が終始劣勢だったのが印象的でした。10連覇を阻止した素晴らしいフィフティーンでした。そしてもう一つの準決勝、暮れの関東対抗戦の再戦早明戦です。最終的には4点差のワントライで逆転する大接戦で勝利したのは明治でした。いつものパターン明治がリードしていても最後は早稲田がひっくり返すという構図が頭に浮かびました。暮れの対抗戦でも早稲田は慶応相手に逆転サヨナラホームランで勝利を収めています。ただ。今回の明治はフォワード戦だけでなくディフェンスもしっかりとしていて、かつボールもよく回していたように、総合的に安定したチームでした。最後も守り抜き明早戦をリベンジ、勝利をものにしました。決勝戦が楽しみです。
さて、今日は昨日からの箱根です。往路は東洋の安定した強さが光りました。そしてこれも連覇を阻まれましたが、復路は王者の貫禄を見せ優勝を勝ち取った青山、総合優勝は8区から首位に立った東海でした。シード権争いも白熱した箱根でした。勝利の喜びとは別なシーンを見せられるのも箱根です。スタート直後に転倒、けがを押して走り続けた選手、1区の遅れが響き残念な結果でした。それでも個人の成績だけなくチームの成績と捉えられるのが駅伝なのでしょう。往路も復路も総合も新記録という箱根駅伝でした。
昨夜は、親戚の皆さまが拙宅に集まり、新年のお祝いをしました。私にとって、昼間は学生スポーツを楽しみ、夜は親戚と懇談をする、1年で精神的にも一番くつろいだ1日になっています。さあ、明日からはまた、新しい年の仕事が始まります。地元熊野神社での元旦祭では、1年の健康をお祈りしました。健康で仕事に打ち込める1年のスタートです。

2019年1月1日火曜日

1月元旦 雲一つない青空

 
 新しい年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。

恒例の地元の熊野神社での元旦祭が執り行われました。神社役員をはじめ自治会囃子の皆様、地域住民が集い、新年を祝いました。昨年暮れから冬型の気圧配置で、この数週間晴れの日が続いています。今朝も雲一つない青空、すっきりとした一年になって欲しいと願います。

さて、昨年は奥多摩各地の小売商店、食堂、診療所などが閉鎖されてさみしい新年となりました。それでも古里地区のスーパーと氷川地区の飲食店が閉店する日には地域住民が大挙して駆けつけ、その存在感がわかりました。いかに地域と密着していたかを物語っていました。今の時代はお金を出せば物が手に入る時代ですが、失ってみて初めて感じるこのような事例に、地域社会がいかに人と人との繋がりで形成されているかが理解されます。50年、60年前は今のように物資的には恵まれた時代ではありませんでしたが、人と人とのつながりで地域社会が形成されて、その後の高度成長社会につながりました。与えられた環境で生き、その環境をまた、みんなの手で良くしていく、この繰り返しだと感じた新年でした。