2017年10月29日日曜日

10月29日(日)友好交流協定締結式


 
太平洋戦争末期の昭和20年伊豆神津島の村民が奥多摩への集団疎開に踏み切りました。戦況は悪化し、島が戦場化するのを恐れての決断だったとのことです。健康な男子を除く老人、婦女子を奥多摩町は神津島からの疎開者の大部分である112世帯567名を受け入れたとのことです。疎開の時期が7月であったこと終戦が8月であったことは、寂しい疎開生活を送った皆様には不幸中の幸いであったようです。これが厳しい冬を越すことになったらどうだったろうと疎開の資料集に語られていました。また、東京の田舎といってもこんなに寂しい山の中とは思わなかったとも記載されていました。
さて、今日は奥多摩町のふれあい祭りが雨の中、昨日から開催されています。毎年神津島からもこのふれあい祭りにお越しいただき、特産物の販売コーナーを受け持っていただいています。私も名産の塩辛や「盛若」という焼酎を買いました。そして今日は奥多摩町と神津島友好交流協定締結式
両町村のこれからの友好交流を促進するための友好交流協定締結式が締結されました。今後の観光事業を中心とした交流が進展することを期待しています。11月末には奥多摩町が神津島を訪れる予定です。以下、本日の協定書の内容を掲載します。
奥多摩町・神津島村友好交流協定書
奥多摩町と神津島村は、これまでの友好を礎とした交流を通じて、相互の特徴的な自然環境や文化への理解促進ならびに友情と信頼の絆をさらに深め、ともに発展することを念願し、友好交流協定を締結する。
 
 

2017年10月27日金曜日

10月27日(金)地域を守る



「私たちの空き家はどうなる」こんなテーマで、西多摩地区の議長会が主催する議員研修会が開かれました。講師はNPO法人空家・空地管理センターの代表を務めている方です。独自の手法で空き家管理サービス(100円から実施できるサービスあり)を立ち上げたり、人が減るのに住宅は増える現実を直視し、政策提言をされていました。

 一番印象に残ったのは、特に過疎地における空き家対策として、近隣住民(特に隣地)がその土地・空き家を購入するケースには、ある一定の補助を出すべきだとの提言でした。それにより、空地空家が虫食い状態になることが防げるのではないかと・・・これには私も賛成で、国をはじめ都道府県市町村が研究、検討してほしいと思いました。

2017年10月25日水曜日

10月25日(水)とうとう起こりました。下剋上!

 
あれだけ縦横無尽に戦ってきた広島カープ、攻めても守っても他を寄せ付けない布陣が、クライマックスで崩れ落ちました。もっともペナントレースでも一番苦手だったDeNAが相手だったことも広島には不安材料だったのでしょうか。それにしてもあれだけのゲーム差をつけた意味が、今、また問われていますが、興行を考えれば目をつぶるということでしょうか。アドバンテージも5ゲーム差につき「ひとつ」案などが浮上しています。また、今回は雨天中止も重なって、改めて課題が浮き彫りになったプロ野球でした。

明日はドラフト会議、各球団の指名が注目されます。

2017年10月24日火曜日

10月24日(火)謙虚に真摯に?

 
総選挙が終わりました。結果は皆様ご承知の通りですが、何かこれでいいのかと思うような与野党の戦いぶりでした。そして「謙虚に真摯」にという言葉が乱舞していますが・・・

ほんとに謙虚な人、真摯に物事に向かう人は、自らその言葉は発しない気がいたしますが、、、

2017年10月23日月曜日

10月23日(月)気ままな風と言葉の重み

3ヶ月前の都議会議員選挙は何だったのだろうか・・・一つの言葉の重みが風の流れを一気に変えてしまったこの衆議院議員選挙、だが、しかし、失言だけがこの結果を招いたのでしょうか。これまでも政治家の失言が支持率を低下させることは多々ありました。国民がそれに一喜一憂することは必然かもしれません。しかし、民はやはり現実をよく注視しているのではと思うのです。流れに左右されずしっかりと見つめる力をこれからも私達国民は持っていかなくてはとつくづく思い知らされた選挙でした。謙虚に誠実に政策を進めるという言葉を是非、胸に刻んでほしいと思います。

2017年10月22日日曜日

10月22日(日)お笑いだけじゃない!教育だ!



 

町の福祉に貢献された方と金婚式を迎えた14組の皆様を迎え、第45回の福祉大会が開催されました。金婚式14組全員が列席することはできませんでしたが、参列したご夫婦は文字通り仲良く壇上に上がり表彰を受けている姿は、まさしく良き年輪を感じました。
第二部のアトラクションでは「おしゃべり福(腹)話術マジック笑」と題し、楽しいステージが展開されました。おしゃべりの巧みさのすばらしさ、出演者が89歳を筆頭に80台の活き活きとした笑いとマジックが聴衆を引き込みました。加えてリーダーの語りが福祉大会にぴったりの「元気が出るおしゃべり」を展開してくれました。また、子どもや子育て中の親御さんに聞いてもらいたいような子育て論、教育論にも及ぶ内容は価値あるものでした。今日の福祉大会に相応しい出演者の皆様でした。

2017年10月19日木曜日

10月19日(木)ベビーマッサージ

 
今日、古里保育園でベビーマッサージの講習会が開かれました。産休中に資格を取得し、実践している職員が講師となりました。自身も保育士として勤務しながら0才児を育て、頑張っています。そんな身近な立場の保育士が講師なだけに、さながら一緒に子育てをする仲間の情報交換会ともなりました。少子化が叫ばれている中、奥多摩町で出産、育児をしている家庭は当然のことながら少なくなっています。それでも8組の親子が参加し、有意義な会となりました。

最後に参加者と講師の感想を記します。

参加者Aさん・・・自分の体温、赤ちゃんの体温を肌で感じられた。

参加者Bさん・・・オイルを塗ることで気持ちよく触れ合うことが出来た。次回も参加したい。

参加者Cさん・・・産院で紹介され、身近な場所で体験できたのが良かった

講師・・・ベビーマッサージの効果を伝えるのももちろんだが、保護者同士のコミュニケーションの場が作れたことが嬉しく、自身にも良い経験となった。同じ境遇の母親同士が会話できる時間も作れたらもっと良いと感じた。次回が楽しみです。

2017年10月14日土曜日

10月14日(土)南極の氷


10月14日(土)南極の氷
日本から、はるか14,000km。南極大陸は、地球の南の果てにあります。日本の南極観測隊は、オーストラリアまで飛行機で行き、そこから観測船「しらせ」で南極をめざすのですが、海を覆う氷を割りながら進むので、昭和基地まで3週間もかかるそうです。

その南極大陸昭和基地で働いたことがある保育園、小学校の保護者が今日、古里小学校で講演会を開いてくれました。南極に生息する動植物から気象、自然現象まで解りやすく教えてくれました。北極熊と言われるだけあって、南極にはクマがいないこと、ペンギンの生態や昭和基地の中の様子、夏の南極では、夜中になっても太陽は、沈まないなど子どもたちや保護者の感嘆の声が体育館に響き渡りました。防寒服の展示、南極の氷をみんなで触ったりと楽しい、そして貴重な体験のひと時を過ごすことができました。

2017年10月13日金曜日

10月13日(金)世界で一番美しいアウトドアフィールド


 
 
 

東京都では、多摩・島嶼地域で自然等の地域資源を活用した新しい体験の場を作ろうとする民間事業者のプロジェクトを公募、選定・支援し、事業の普及を行っていく体験型の事業を展開しようとしています。都心から近く、今後さらなる発展のポテンシャルを秘めた自然豊かな奥多摩の地が、この候補地として挙がっています。

東京の森に世界で一番美しいアウトドアフィールドを作る。この目標を掲げ、常設型のグランピングプロジェクトが立ち上げられ事業の推進に邁進しています。

グランピングとは、グランピング”というのは、そもそも造語であり、グラマラス(Glamorous)×キャンピング(Camping)を合わせたものであり自然に囲まれたロケーション中に、贅沢で快適な宿泊設備用意して野営する、超豪華なキャンピングスタイルといえるでしょう。一般的には、キャンプといえばアウトドア宿営するための最小限用意のみで行われる食事寝床簡素なもので、風呂トイレ娯楽はない。これに対してグランピングと呼ばれるタイプキャンプでは、風呂トイレ空調設備、ゆったり座れるソファベッドなどを揃え、ものによってはテレビ冷蔵庫なども備えられた、豪華設備で、自然の中で過ごすキャンプ醍醐味と、ホテル並の快適な過ごし方を両立させるスタイルで、シェフもついている場合もあるらしい。現在、グランピングは世界各地富裕層中心に広まりつつあり、日本でも各地に展開されています。

このグランピング施設が東京の奥多摩で事業展開するとのことで、議会の常任委員会で、千葉県香取市にあるグランピング施設を訪れました。この施設は、当初、農園リゾートそして運営されて、温泉施設やジップライダーなど広大な敷地を利用した総合レジャーランドです。ウッドデッキにハンモック、テントの中には豪華なセミダブルベッド、子どもが安全に遊べるリバーサイド、自然との一体感、ゆったりとした室内空間が楽しめます。設備に合わせ料金も一棟大人2名で3万円から4万円と良いお値段です。今後、ブームだけで終わることなく持続的に需要が喚起されるような事業になってほしいと願っています。

2017年10月7日土曜日

10月7日(土)雨でも運動会


 
 
 
 
古里保育園の運動会は、雨天時でも地元古里小学校の体育館を使わせていただいています。昨年に引き続きまた、雨です。前日の予報で夕方には戸外の園庭での運動会を取りやめ、小学校体育館での実施に切り替えました。天気を心配しながら行事の前日を過ごすことは、精神衛生上良くありません。本当に感謝です。
 



朝、7時30分前に職場に着くと既にお手伝いを志願してくださったお父さん方が数名来ていました。いつも父母の会、おやじの会の方がこうしてお手伝いをしてくださっています。準備段階で空からは雨はなく道具の搬入もスムーズに行われ、体育館での運動会が始まりました。保育園の園庭で運動会が実施されなかったのは、子どもたちにとっては残念なことでしたが、広い体育館で精いっぱい演技が出来、満足そうな表情が伺えました。少子化で園児の数は年々減少の一途ですが、ひとりの園児に対して多い家族では祖父母を含め6~7人の応援が見られます。会場には地域の皆さまにも多く参加していただき、楽しい運動会が実施できました。子どもたちのために事前の準備から当日の種目運営、そして、片付けまで職員だけでは到底こなせなかった古里保育園の運動会、保護者の皆さまの絶大なご協力で、無事終えることが出来ました。

すべての関係者の皆さまに感謝申し上げます。
 
 
 

2017年10月3日火曜日

10月3日(火)奥多摩日本人学校

 
学校と行っても教育委員会や私学の学校法人とは違います。一企業が、学生のスキルアップ、就業支援を目的として奥多摩の地に開校した日本人学校。つまり外国人の学生ばかりの学校です。日本語の習得からIT企業への就職等の橋渡しをする学校です。学生は日本でいえば大学を修了した年代、22~25、6歳といったところ、とりあえず一期生は男子8名、女子3名からのスタートです。

今日はその日本人学校の開校式、入学式でした。壇上に上がった新入生からは片言の日本語で自己紹介がありましたが、片言というにはしてれいなくらい、上手に日本語を操る学生もいました。入学式終了後は学生、教師、来賓みんなでの懇親会が開かれました。校長先生からは「この席では、彼らに日本語のシャワーを浴びせてください」とのお願いがあり、早速の日本語学校が展開されました。気が付いたのは、日本語を教えるにも表情や身振り手振り、そして若干の英語力も必要なんだとつくづく感じました。私も二人の学生と親しくなり、今後の彼らの成長が楽しみになりました。

卒業後は日本で就業するもの自国に帰って事業に参加するものと視野を拡げて考えているようです。将来的には常時150名ほどの学生をこの校舎で学習、生活を展開する予定です。地方に生まれた画期的な事業に大いに期待したいものです。