12年間の町議会議員生活、振り返るとあっという間でした。一年目は政策課題をはじめ理想に突っ走った4年間でした。財政基盤の弱い町村の一つである奥多摩町、理想だけでは課題解決が出来ないことも覚えました。もちろん理想と夢の実現を放棄してはいけないことも自覚しました。二期目は自民党の会派、緑水会(因みに緑水会の命名は不肖私の案でした。水と緑の奥多摩町ということで)に参加し活動をしてまいりました。政策課題を共有し、勉強会、管外視察なども重ね、わが町に資するものはないかと模索した4年間でした。
三期目の後半、現在は、議長としての任務を拝命しました。特に西多摩郡の議長会と東京都町村議長会の会長も併せて受け、公務の量が増大し、足元の活動の時間を取られてしまう状況が続きました。しかし、お役を頂いたことによる人と人との関わりが広がり、貴重な体験を積ませていただいていることには感謝をしています。この日記も東京都町村議長会の会長に就任した日から滞ってしまいました。継続できなかった自分の甘さを反省し、お読みくださっていただいた皆様には、改めてお詫び申し上げます。
さて、町議会議員としての権利である一般質問もお陰様で休まずに行ってまいりました。確認型、要望型、提案型、と角度を変えて質問を行ってきたつもりです。冒頭に述べましたように、当初は理想だけの提案も多かったと反省しています。後援会だよりも議会が終了した後に発行して55号を数えることが出来ました。後援会報をファイリングしていただいている方もいて、ありがたく思います。まだまだ皆様のご期待に応えられていないことも多く申し訳なく思いますが、自分としては精一杯の12年間でした。
これからも愛する奥多摩町を終の棲家とし、住民皆様との交流を続けてまいりますので、宜しくお願い申しあげます。この日記は自分自身の備忘録としても活用し、活動をしていく上での指針にもなりました。本日をもってこの日記を閉じることといたします。また、違った形でお会いできることを祈念いたします。ありがとうございました。
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