2019年11月30日土曜日

11月30日(土)大変お世話になりました。

  本日をもって、312年間の奥多摩町町議会議員としての役目を閉じることとなりました。地域の皆様には、まだまだ、課題の残っている中で、また、私自身の宿題もある中での引退は、誠に申し訳なく思います。
12年間の町議会議員生活、振り返るとあっという間でした。一年目は政策課題をはじめ理想に突っ走った年間でした。財政基盤の弱い町村の一つである奥多摩町、理想だけでは課題解決が出来ないことも覚えました。もちろん理想と夢の実現を放棄してはいけないことも自覚しました。二期目は自民党の会派、緑水会(因みに緑水会の命名は不肖私の案でした。水と緑の奥多摩町ということで)に参加し活動をしてまいりました。政策課題を共有し、勉強会、管外視察なども重ね、わが町に資するものはないかと模索した年間でした。

三期目の後半、現在は、議長としての任務を拝命しました。特に西多摩郡の議長会と東京都町村議長会の会長も併せて受け、公務の量が増大し、足元の活動の時間を取られてしまう状況が続きました。しかし、お役を頂いたことによる人と人との関わりが広がり、貴重な体験を積ませていただいていることには感謝をしています。この日記も東京都町村議長会の会長に就任した日から滞ってしまいました。継続できなかった自分の甘さを反省し、お読みくださっていただいた皆様には、改めてお詫び申し上げます。

 さて、町議会議員としての権利である一般質問もお陰様で休まずに行ってまいりました。確認型、要望型、提案型、と角度を変えて質問を行ってきたつもりです。冒頭に述べましたように、当初は理想だけの提案も多かったと反省しています。後援会だよりも議会が終了した後に発行して55号を数えることが出来ました。後援会報をファイリングしていただいている方もいて、ありがたく思います。まだまだ皆様のご期待に応えられていないことも多く申し訳なく思いますが、自分としては精一杯の12年間でした。

 これからも愛する奥多摩町を終の棲家とし、住民皆様との交流を続けてまいりますので、宜しくお願い申しあげます。この日記は自分自身の備忘録としても活用し、活動をしていく上での指針にもなりました。本日をもってこの日記を閉じることといたします。また、違った形でお会いできることを祈念いたします。ありがとうございました。

 

 

 

2019年9月15日日曜日

9月13日(水)決算委員会

 
 今日は決算委員会2日目です。私は監査委員のためオブザーバーとして傍聴席に座りました。前日の一般会計の残りと特別会計の認定が審議されました。前日は健全化比率や各種比率が示す内容について、具体的な施策を例に町の事業実績を確認する質問や不用額の扱いなどの質問がありました。このご時世に過疎化の市町村では財政力指数が健全なところは、特殊な施設を受け入れているところ以外は、まず見つかりません。奥多摩も厳しい財政事情であるのは言うまでもありません、しかし、ここ数年の事務事業の展開が、比率の健全化へ向かう流れとなっています。ここは評価すべきものだと思いました。二日目の今日は特別会計の審査です。少子高齢化の波は特別会計を圧迫しています。国保医療介護関係は厳しい現実が続きます。しかし、医療費や高齢者の暮らしを守る予算はなかなか削れません。そんな中、国保の都道府県化が決まり、各市町村では複数年に亘り、保険料の調整に入っています。町でも2年間かけて料率の改定が行われる予定です。

2019年5月12日日曜日

5月12日(日)今年も始まりました!

 
かねてから地域の活性と地場野菜を地元の方々で消費するサイクルを作ろうとプランニングしていた地域の有志による「朝市」、今年で2年目を迎えました。今日は第一回の朝市でした。野菜だけでなく今朝は、炭焼きの蒸気から発生する木酢液(虫よけ、忌避剤として使われる)やお花も登場しました。まだまだ野菜は出荷量が少なく、ワラビなどはあっという間に売り切れました。あく抜き用の灰まで用意されているという気配りには、びっくりです。今年から朝の10時からの販売開始になりました。昨年からのお得意様?で、会場になった小丹波のコミュニティーセンターには、多くの地元民がレジ袋を提げていました。30分前には整理券が配り出されるほどでした。今後も季節に応じた旬の野菜、お花を集めて地域住民の輪を広げていただけたらと思いました。この催しは、11月まで毎月第2週の日曜日に開催されます。次回は6月9日の日曜日、この日には早取れのジャガイモも顔を見せるのではないでしょうか。是非出かけてみてください。



 

2019年5月4日土曜日

5月4日(祝)氷川食堂

 
10連休の後半、お天気も持ち直してきました。奥多摩は人も車も朝から多く賑わっています。4月に時間が取れなくて、自分の会報を配るのがこの連休になってしまいました。今日は氷川地区を廻りました。緑が鮮やかで、まさしく5月の薫風の中といった奥多摩です。朝は山間部を歩きました。車の来ない静かな山間の中、鳥のさえずりと心地よい風が迎えてくれます。昼近くになり奥多摩駅周辺を歩きました。お蕎麦屋さんも開店前からお客さんが並んで待っています。交差点も人の動きが多く、車が待たされる状況です。

 さて、私も昼食にしようと一軒のお店に立ち寄りました。「氷川食堂」で

す。奥多摩駅の旧称は「氷川」です。駅前の通りも氷川という地名です。この駅前通りにオープンしました。ここは和洋中とそして昔はお寿司も食べられた老舗の「寿々喜屋」があったところです。残念ながら昨年閉店してしまいました。ここに都内でホテル経営をしている企業が食堂を開設しました。この食堂を加え3店舗をこの奥多摩で経営していただいています。今日は写真のように「すき焼き風の丼」をいただきました。すみません、食べてから写真を撮りました。食堂という名の通り、リーズナブルなお値段で食べることが出来ました。ご飯ものの他、うどん、ラーメン、そしてスウィーツもあり、また、時間帯によってはカフェとして営業するそうです。お休みは火曜日と水曜日、美味しいです。是非立ち寄ってみてください。
 

2019年5月1日水曜日

5月1日 即位の日

後援会だよりの第53号です。
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2019年4月25日木曜日

4月25日(木)焼香師

 
 焼香師とは、大本山永平寺において年2回の大法要の一つである春の授戒会(じゅかいえ)という会の特別法用の導師を禅師様(永平寺のご住職様という大変な位の方)に代わって務めるという大変名誉なお役です。全国1万5千の曹洞宗住職を代表するというなかなか巡り合えないほどのお役目です。この大役を奥多摩町小丹波の丹叟院ご住職がお勤めになりました。私も檀信徒の皆様とともにこの名誉ある拝命記念行事、大導師法要に参加させていただきました。

小雨降る永平寺、本堂までの道のりは、その荘厳な空気に包まれ身が引き締まる思いでした。法要に先立ち、禅師様と今回焼香師をお勤めになる丹叟院ご住職とのやり取り(双方のご挨拶)は、参加した檀信徒皆様の胸に迫るものでした。そして本堂での大法要は、全国各地からの僧侶の読経が響き渡り、時のたつのを忘れる思いでした。この名誉あるお役目には、丹叟院ご住職のご子息二人(副住職)がその一端に加わり、お勤め頂いたことは、また、地元の檀信徒には嬉しい出来事となりました。

この焼香師拝命記念のツアーは、永平寺を中心に金沢を巡るコースを立てていただき、北陸の観光も楽しむことが出来ました。またとない機会をいただいたことに感謝いたします。






2019年4月22日月曜日

4月22日(月)災害に備えて

4月22日(月)災害に備えて
今日は、奥多摩消防署の別棟の完成披露式が行われました。この施設は、署員の訓練はもとより災害発生時には応援部隊の宿泊施設、待機場所としての機能も備えたものです。施設の見学では、停電時の行動、建物火災における煙の流れなど厳しい条件での救助活動の厳しさを垣間見ることが出来ました。
写真は、署員による訓練の様子です。きびきびとした動きに圧倒されました。先日訪問した「東京消防庁南多摩総合防災施設」と併せ、急峻な地である奥多摩町にとって有難く思いました。