2018年1月30日火曜日

1月30日(火)責任感

 大相撲初場所は、伏兵栃ノ心の優勝で幕を閉じた。あれだけいい相撲を取っていた鶴竜、魔が差したようないつもの引き技で、自らの相撲を崩してしまった。精神的なものと言ってしまえばそれまでですが・・・横綱ですからねぇ・・・
それにしても栃ノ心、毎日見ていたわけではありませんが、日に日に、力強くなっていたようです。以前は、怪力を前面に押し出し、墓穴を掘っていたことも多かったようです。タイプは少し異なりますが、同じような関取に稀勢の里の前の師匠、横綱隆の里を思い出しました。隆の里も凄い怪力で大関になるまでは、荒っぽい相撲でしたが、右四つの型をしっかりと作ってからは腕力も相まって、安定した横綱に成長しました。当時の千代の富士のライバルになっていました。優勝した栃ノ心も苦労人ですが、第二の隆の里になれるか期待したいところです。

さて、稀勢の里です。怪我を押して優勝した時の日本全国、相撲ファンを席巻したのが遠い昔のようになっています。稀勢の里の人気が、自身の責任感を重くしてしまったようで、気の毒な感じがします。何とかファンの前に雄姿をという気持ちが今に至っているようです。当然、協会も彼の人気を期待して本場所を迎えているわけで、いろいろな思惑が稀勢の里を苦しめているようでなりません。今日の横綱審議委員会の見解は甘いという方もおりますが、ここはしっかりと身体のケアーをしてからの捲土重来を期待したいです。

2018年1月27日土曜日

1月27日(土)鳥博士-



今日は、奥多摩町の小中学校PTA連絡協議会の主催で、町の生涯学習事業講演会が開催されました。講師は、鳥の鳴き声を口笛を吹くように奏でる鳥博士です。「東京の野生児を育む」と題し、自らの経験をもとに、そして現在の活動を奥多摩の子どもたちに語ってくれました。東京最後の野生児土屋氏は、青梅市に生まれ、現在も御岳に古民家を借りながら「森の演出家」として事業を開始、古き良き日本文化と自然体験を行うサービスを展開しています。現在は、テレビや雑誌などのメディア出演や、各種団体からの依頼で全国を駆け巡っています。奥多摩の森林セラピストとしても活躍されている関係で、今回の講演が実現されました。

会場の小学生とその親御さんを中心に、奥多摩に住む鳥やその生態、鳴き声などを説明、披露してくれました。土屋氏は、江戸や猫八(古いねぇ~)バリのテクニックを駆使して、何種類もの鳥の鳴き声を聞かせてくれました。彼が泣き声を奏でると鳥が寄ってくるそうです。山の成り立ちも鳥の生態もすべて熟知しているからこその技でしょう。また、川遊びの達人でもあった土屋氏の危険を知ってこその本当の危険に対する備え、認識を深めることの大切さも説かれました。今、教育現場でも、危ない場所には近づかない、川へ遊びに行ってはいけないとの決まりが多いようですが、ちくっと、その辺りも触れていました。私自身も川の渡り方、服を着たまま、水の中に入るとどのくらい重くなるかなど実体験したものにとっては、頷ける内容でありました。

時期的にインフルエンザが流行して、学級閉鎖もある中で講演を聴くことが出来なかった小中学生には残念で、聞いてほしかったなと感じました。

2018年1月17日水曜日

1月17日(水)ラッシュアワー?


 
 
さて、翌日は千葉県唯一の村、長生村です。テーマは三つ「議会改革」「地域づくり」「防災」です。地域づくりは、村を通るJR線の駅を核とした町づくりの整備でした。老朽化した、また拡散している既存の施設を駅周辺にどのように配するかが課題でした。また、地域づくりには東日本大震災の教訓も活かす防災対策も含まれていました。長生村は九十九里に面しています。津波対策も重要な課題です。村内に二つの築山(高さ10M)を設け、有事には避難場所、日常は公園として機能させていました。(写真)もう一つ海抜11Mの所に集会所兼避難所を建設、1階ピロティ―は津波対策の為、柱のみ、3階は屋上で最終避難場所、2階は通常はコミュニティー施設としてカラオケなどで楽しめる施設となっていました。村全体は平らでコメ作りの田んぼが多く点在し、海を持っているので夏には海水浴、冬でもサーフィンなど恵まれた環境に思えますが、やはりどこの地域でも課題はそれぞれあるもの、百聞は一見に如かずでありました。

この研修は、東京から海ほたるを経由しての移動でした。休憩所の海ほたるは改めてびっくりしたことは、羽田へ降りる旅客機がひっきりなしに通過することでした。10分間のコーヒータイムに目視した飛行機は12~13機あったように思いました。(写真)2M四方の窓枠に2機が隣り合わせで映ることも有りました。世界に誇る日本の交通網の凄さの一端、ラッシュアワーさながらの光景を見ることが出来ました。

2018年1月16日火曜日

1月13日(土)武道始め


今日は青梅警察署の武道始め式がありました、柔道と剣道の模範試合と演武を拝見しました。目の前で展開された試合は、粗い息遣いなど迫力が直に伝わってきて力が入りました。少年柔道と剣道の紅白試合もあり、普段の稽古の一生懸命さが伝わってまいりました。男子に真っ向から向かう女子の姿にも大きな拍手が送られました。
式典の後は、協力三団体の主催による懇親会が開かれました。多くの関係者
の中には、私が青梅市民だったころの旧友もいて昔話に花が咲きました。日頃の安全に尽力されている皆様に改めて感謝を申し上げたいと思います。

1月16日(火)道の駅

 
 

 一泊二日で東京都庁議長会の研修が行われました。島嶼を含め13の町村議長と担当事務局総勢14名です。視察先は千葉県の長生村、平成の大合併で多くの町村が合併されましたが、唯一長生村が残り続け、現在に至っています。初日は、目的地の長生村に向かう前に、鋸南町の道の駅「保田小学校」に立ち寄りました。平成26年に廃校となった小学校だった建物を、新たに道の駅として再生したものです。かつて学校だった雰囲気を十分に残しつつ、地元の新鮮野菜から特産品までを扱い、さらに和洋中・カフェも併設し地元グルメも味わえる観光スポットとして生まれ変わっていました。「道の駅保田小学校」には、鋸南町の里山・海鮮料理を提供する「里山食堂」をはじめ、中華料理、イタリアン、カフェに加え、体育館を利用した特産物を販売する直売所もあり、地場産物をお土産に購入しました。また、教室の面影を残す元教室の宿泊施設「学びの宿」元職員棟の温泉施設も併設されています。また、都市交流施設としも位置付けられており、町民の交流の場としての役割も担っています。廃校を利用した施設はこれからの地方自治体の大きな課題であり、参考になる視察でした。

2018年1月14日日曜日

2018年1月8日月曜日

1月8日(祝)大人になるということ



男子20名、女子18名 合計38名の成人式が奥多摩文化会館で行われました。大人になるということは・・・いろいろな方からの祝辞で、いつものように責任と義務、社会人としてあるべき姿が語られましたが、大人になるということはどういうことなのだろうかと改めて考えさせられました。

我慢ができたり、自分が悪いと認められるようになったら立派な大人。不合理や理不尽を笑って受け入れることのできる人のこと。人に迷惑をかけず責任取れる人のこと。人生のいつくしみ方を知っている人。 人の痛みに寄り添い、温かい目で周りの人をみることができる人。などなど・・・分別の無い人を見て「大人」とは年齢ではないものだと気付く、そう大人とは年齢ではない、年少の子どもでさえ、しっかりとした認識を持って行動できる子どもがいるのも事実です。

 なぜ、このように大人の定義が、諸説湧き出てくるのでしょう。それは、その尺度、物差しは皆さん自身の心の中にあるからではないでしょうか。大人の入り口に立っている皆さんが、これから考え、実感していくものと思います。

さて、もう一つ「感謝の念」という言葉が成人を迎える皆様に向けられます。ご家族、恩師、地域の皆様に・・・気持ちを胸いっぱい抱えていても、なかなか言葉や行動に表わすことは難しいものです。ある方が言っていました。「その気持ち、社会に出て関わった人に向ければよい」と・・・その通りだと思います。世の中の動きが目まぐるしく変わる時代です。今ある職業が20年後には半分なくなるといわれています。こんな時代だからこそ自分をしっかりと見つめ、力を蓄えていく必要を感じます。

2018年1月7日日曜日

1月7日(日)長い一日


 

奥多摩町消防団の出初め式が氷川小学校で開かれました。現在の団員数は300名弱、この中にはいざという時に出動、援助をしてくれるOB組織の機能別団員や役場職員からなる本部団員も含まれています。また、近年は町外に住所を移しながらも故郷に勤務をしている関係で、団員となって活躍してくれている方もいらっしゃいます。今日は消防少年団の少年少女も式に参列しました。

 虹色の一斉放水では大人の団員に交じり、少年団のメンバーもこれに加わり参列者から拍手が巻き起こりました。

私が奥多摩の地に来た時には、消防団員も多く、団員への誘いもありませんでしたが、今は猫の手も借りたいほど団員不足です。3日から5日まで続いた山林火災も3日出続けた団員も多くいました。まさしく正月返上の出動でした。歳末警戒にもあたっていただき感謝のほかありません。

さて、出初式の後は、団員の懇親会、その後は隣組の新年会と続き、最後はプライベートの集まりが青梅市内であり、ご帰還は次の日にかかっていました。

長い一日でした。

2018年1月4日木曜日

1月4日(木)仕事始め


 今日は官公庁の仕事始めです。暮れは28日が仕事納め、世の中の動きがこの仕事納めと仕事始めで流れてきて、何年経ったのでしょう。しかし、最近は年末年始も仕事で動いている方が多く、流通も人の流れも様変わりしてきました。コンビニも年中、夜中でも動いています。当然のことながら病院や介護施設などは仕事納めも仕事始めも関係ありません。
さて、そんな14日ですが、奥多摩では山林火災が延焼中です。役場では新年の式典が予定されていましたが、急遽中止となり、山林火災の対応に追われています。昨年10月は雨続きでしたが、12月になってからほとんど雨がなく乾燥続きです。今も自衛隊のヘリが消火活動に加わっていただいています。大変な仕事始めになってしまいましたが、早期の消火を願わずにいられません。