満開の桜のもと、奥多摩町の消防団任命式が氷川小学校で行われました。式典には総勢200名近い団員が集結いたしました。永年尽力された副団長以下41名の方々が、退団されました。一番長い方は30年もの長きに亘っての奉仕活動でした。本人はもとより、ご家族の協力があったからこそでしょう。本当にありがとうございました。ご苦労様でしたという気持ちです。新たに加わった団員は16名です。町の定住化対策によって新たに奥多摩住民となった方の入団もありました。機能別団員(OBとして引き続き地域の防災に協力していただける団員)10名と合わせて26名です。高齢化に向け、本当に団員の確保は大変です。住民一人一人が自助共助の精神で地域を守ることが改めて浮き彫りになってきました。新たに加わった団員と書きましたが、この中には、副分団長、部長を辞して、改めて機能別団員として後進の指導と地域を守る役割を果たそうとする男気ある方もいます。頭の下がる思いでした。
この日は来賓として話をする機会をいただきました。関わっている保育園の卒園式で、卒園児が将来の夢を語る場面があります。将来は消防士になる、消防団に入ってお父さんのようになりたいと話す園児に、「親の背中を見ている、皆さんの活動が、子どもの情操を育てている」とお話をさせていただきました。
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