今日は私の勤務している古里保育園の職員による音楽劇やパフォーマンスを発表する「古里っこ」が開かれました。17年前に職員の一人が学生時代に勉強したことを基に、保育園の職員が子ども達に、地域に発信できるものはないかと研究し、今日に至っています。
保育所は常に子ども達と一緒にいる現場なので、練習もわずかな休憩時間を割いて、限られた人数の、そして退勤後のパート練習に限られ、全員揃っての練習は前夜と当日の朝という状況です。要するに出来栄えよりも職員の結束や子ども達の喜ぶ姿に価値観を求めるといったところでしょうか。今日も地域の皆様、他の保育園の先生方、園児とその家族も観客となり賑やかな発表となりました。ダンスや歌、音楽劇、ブラックライトを使ってのパフォーマンス、もうひとつ最後の寸劇は「ねずみのよめいり」原作に加え、面白さも盛り込んだ寸劇は会場の皆様を笑いの渦に包み込みました。当日の朝まで台詞忘れや職員の当然のリタイヤ(インフルエンザ)などで本番がシナリオみたいなものでした。この行事は来年で18回目を迎えます。ここまで続けてこられたのは地域の皆さん、とりわけ保護者の皆さまの温かい協力があってのことだと公演後の反省会で確認し合いました。約一時間ちょっとの短い時間でしたが、子ども達にとって楽しい時間が過ごせたとしたらこんなに嬉しいことはありません。
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