2019年3月26日火曜日

3月26日(火)災害に備える





 
 過去の災害を教訓に東京都内の防災力強化のための拠点が整備され、平成30年から使用開始となりました。この施設は八王子市の鑓水に所在する「東京消防庁南多摩総合防災施設」です。この日、町議会常任委員会の研修でこの施設を訪れました。

南多摩総合防災施設は東日本大震災以降、緊急消防援助隊(被災地の消防力では対応困難な大規模、特殊災害の発生に際して他の都道府県から派遣される部隊のこと)の受け入れや防災拠点として整備された施設です。平常時は写真の中層訓練棟や自然の造形を残した森林など先進的な訓練施設を中心に活動しています。中層訓練棟は環境負荷を軽減する設備を付帯させることで、実際の火災と白い泡状の放射訓練を可能とした先進的な複合施設となっています。建物の内外では、様々な火災訓練や救助訓練が行われています。

また、消防救助機動部隊(愛称ハイパーレスキュー)は平成7年に発生した阪神・淡路大震災の教訓から創設され、東京消防庁管内に6部隊配備されています。奥多摩から一番近い部隊は、立川にある第八消防方面本部で、航空ハイパーレスキューも立川に所在しています。

このほか施設内には、自然災害に備える「特殊機能を搭載した対策車」放射性物質や生物剤、化学物質などいわゆるNBC災害現場での迅速な除染活動を行う「除染者」や「特殊災害対策車」など多数の特種車、家が一軒建つほどの防災、災害対策の備えが整備されていました。

議会として今回の研修を経験し、奥多摩に災害が発生した場合、平地でのそれとは違う困難さを、まさしくこのような施設に頼らざるを得ないということを認識いたしました。

2019年3月20日水曜日

3月20日(水)ホップステップ


 今日は、奥多摩中学校の第4回の卒業式でした。卒業証書の通し番号が、100番を超え、3桁になりました。統合後も小規模中学校なのです。二つの地区が合わさって、その伝統づくりに頑張ったのが3期生までの先輩たちでした。そして今日は4期生が卒業です。小規模なので部活動も大変ですが、一人でも指導教諭が居れば頑張って活動してきた様子が答辞から伺うことができました。在校生も今日の卒業式をしっかりと見つめ、次代の自分たちの姿を確認していました。式典も厳粛に進行し、本当に真面目で大人な中学生たちでした。

写真は、在校生が描いたのでしょうか。校庭に記されていました。

「ご卒業おめでとうございます」

2019年3月15日金曜日

3月15日(金)卒業生と修了生

 
 
 今日は、奥多摩日本語学校の第一回の卒業式でした。正式には修了式と卒業式が同時に行われました。卒業を待たなくても資格が取得した時点、就職が決まった時点で終了ということのようです。最も学校と行っても学校法人ではなく企業が運営する職業訓練学校のようなもので、なおかつ日本語の習得を目指し、日本の企業にIT関係のスペシャリストとして就職するのが最終目標でした。この日の卒業生4名と修了生5名も既に就職を決め次の目標に向かっています。

素晴らしかったのは、在校生が現在の環境の中でどのように勉強を重ねていったらよいのかをしっかり把握していたことと先輩に対して感謝の念を持っていたこと、卒業生が地域住民をはじめとする奥多摩町、奥多摩町の環境に対して感謝していたこと、この日本語学校を家と思い、先生方を親と思い、同僚を家族と思い、この一年半を充実した学生生活を送っていたと述べたことでした。このことに深く感銘を受けました。送辞、答辞も素晴らしい日本語を聞くことが出来ました。

2019年3月12日火曜日

3月12日(火)照ノ富士と栃ノ心

 
今日は、予算特別委員会の第一日目です。一般会計と特別会計、事業会計の説明がありました。先にもお伝えしましたように、今年度は福祉予算が手厚くなっています。高齢化に伴う施設の増強により、対象者への配慮が伺えます。また、障碍者対応にも予算がかけられています。明後日は質疑が行われます。新年度の予算が有効に執行されるよう建設的な質問を行ってほしいと願っています。ちなみに私はオブザーバーなので意見が言えません。

さて、表題の大相撲の話題で申しわけありません。大相撲ファンならよくわかると思います。照ノ富士、怪我がなければ今頃は横綱でした。現在の地位は序二段の48枚目です。初日に久しぶりの勝ち星をあげました。ニュースで放映しましたが、足にはまだ分厚いサポーターが巻き付かれていました。痛々しい様子でまだ本調子でない様子でした。それこそ格下の相手だったので勝てたようなもので、往時のそれではありませんでした。そして栃ノ心です。これも怪我で、大関昇進時の相撲には程遠い様子です。がっぷりになれば今の白鵬もかなわない怪力と型を持っています。カド番で勝ちこすかどうか、それよりも怪我が心配です。二人の復活を願っています。

今の力士は体重が重いので、自身を支える体力、筋力を維持するのが大変のようです。昭和のころは、筋肉質の力士が多かったので、今ほど休場者は少なかったと記憶しています。とにかく毎場所休場力士が多すぎます。中日を過ぎるとお目当ての力士が居ないなんてことが続いています。金返せとは言えませんけれども、、、、、

2019年3月9日土曜日

3月9日(土)作文コンクール

 
奥多摩町の小中学生による作文コンクールの表彰式が行われました。全応募作品の中から最優秀賞7名、優秀賞15名が選ばれました。作文の課題は「奥多摩の好きなところ」、小学3年生と中学3年生では表現や価値観も違いますが、その内容には共通したものがありました。従来から住み、育った地元民には地元の良さが意識できないところもあるようですが、作文コンクールに応募された小中学生の中には、Iターン組の子どもたちも多く、新しい土地への新鮮さとともにその良さを感じた素直な表現が作文から伺えました。大人の価値観とは違う素朴さは、心に響くものもありました。

2019年3月5日火曜日

3月5日(火)3月議会


今日から3月議会が始まりました。3月は新年度の予算が審議される議会です。一般会計は、昨年より3億9千万の増額、新規事業を含めて約66億8千万、特別会計を含めると100億に近い額となります。歳入の約65%が東京都からの支出金と地方交付税から成り立っています。私たちが収める町税は人口減に伴い、全体予算の11%台約7億4千万となってしまいました。

歳出では、福祉関係の予算が増加し、民生費が一番多い予算となりました。少子高齢化対策による定住化対策から土木費の増大も見られます。

議会日程も掲載しましたので、傍聴をお待ちしています。