世代を超えて森を育み、首都東京を「木の都市へ」をキャッチフレーズに全国育樹祭が昨日から開かれました。私は本日のイベントに参加いたしました。
木材の供給をはじめ、国土の保全や水源の涵養、地球温暖化の防止など多面的な機能を発揮している森林を、社会全体で育てていこう、私たちの使命であると。これを受けて開催された全国育樹祭、皇太子殿下、皇太子妃殿下をお迎えし、調布市の武蔵野の森スポーツプラザで開催されました。各種セレモニーの後、皇太子殿下からお祝いのお言葉があり、「雲取山、奥多摩」というフレーズとともに森の価値と重要性をお話しいただきました。
功労者表彰では、私の故郷である青梅市から育樹活動と緑化功労で二人が表彰を受けられました。また、現在の故郷奥多摩町からは、奥多摩林研、奥多摩山仕事しごとの会の二つの団体が林業、森林整備の功労で表彰されました。第42回の全国植樹祭の大会宣言を下記に記します。
一 将来にわたって森林の豊かな恩恵を享受できるよう、50年、100年先を見据えた、「国民参加の森林づくり」を力強く進める。
一 我が国が誇る木の文化を継承し、都市における木材利用を一層進めることにより、森づくりの循環を再生して豊かな森林を創る。
一 森林を守り育て、木を使うことによる持続可能な暮らしを未来につないでいくため、時代の森林づくりを担う青少年の育成に一層取り組んでいく。
来年の開催地は沖縄です。