2018年9月8日土曜日

9月8日(土) この経験を活かす


奥多摩町が青少年育成事業として、海外派遣事業を開始してから今年度で27回目を迎えました。この夏、町の海外派遣事業でオーストラリアに行った中学生の帰国報告会が、奥多摩文化会館で開かれ、13名の生徒から感想を聴きました。色々な経験の中から、特に印象に残った報告は、異国の地に出向き、文化や考え方、食生活の違いを感じ、日本のことをもっと知らなければ、ホストステゥーデントの質問にも答えられない、日本での学校の授業を大切にしなければいけないと感じたという生徒の話でした。そしてこの経験をかれからの生活に活かすということでした。また、何名か共通して出てきたのは「人情、ひとの良さ、優しさ」という言葉でした。生徒たちも普段の生活の中で、それを感じていたということです。これは大切な財産だと思いました。
過疎化、少子高齢化の時代の中学生たちですが、望めば海外派遣の機会が得られる環境は、時代が違う私たちから見ればこんな羨ましいことはありません。有効に教育環境を使って、様々な経験を積んでほしいと思います。

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