2019年2月25日月曜日

2月25日(月)交通安全教室




長年お世話になった地元古里駐在所の山内さんが定年退職されました。長きにわたり、古里地区の安全に寄与していただき深く感謝いたします。そして、毎年この季節になると青梅警察署の皆さまによる交通安全教室を指導していただきました。今回からは、奥西さんが古里駐在所に勤務され、地域住民がお世話になります。新しいスタッフの皆様により、今日も古里保育園で交通安全教室が開かれました。
 はじめは室内で婦警さんから園児に解り易く事故や事件から身を守る方法を教えていただきました。また、腹話術を使っての指導も大変楽しく見ることが出来ました。中にはビックリして泣き出す乳児もいましたが、年長児クラスは婦警さんが話していたのではと感じていたようです。しかし、そのやり取りに夢中に入っていけるのはやはり子どもの良さでしょう。
 後半は庭に出て、信号機(交通安全教室用の仮設信号機がある)を使って横断歩道を渡る練習です。そして、来るべく4月に1年生になる年長児は園から出て実際に渡るだろう小学校前の横断歩道を使っての実践練習を行いました。
 先日も小学校に年長児がお邪魔して、1年生と交流会を持ちました。その際の1年生の成長ぶりを見ると、こうしたひとつひとつの訓練、積み重ねが大事であるとつくづく感じました。

2019年2月24日日曜日

2月24日(日)ひな展コンサートと棚卸資産


地域に眠っているお雛様を一堂に会して、雛飾りを観る会、今年で8回目を迎えました。明治時代のものから現代の物まで、会場狭しと飾られたおひなさまは年々増えていきます。ぴったりと並べられているおひな様、これはかたずけるときも間違えないようにするには大変な作業だなと・・・
この催しと、昨年から実施しているコンサートをジョイントして、今年も文化会館で開催されました。多くの住民が参加して、お雛様の観賞とコンサートを楽しみましたコンサートは、マンドリンの演奏会、小学生の姉妹によるハーモニカとオカリナの演奏、いつも奥多摩の行事には欠かせない「こーるやまぶき」の合唱、講談師による講談、そして最後が奥多摩町の吹奏楽団の演奏と盛りだくさんのプログラムでした。後半の講談と吹奏楽は後の公務の為、残念ながら鑑賞することが出来ませんでしたが、小学生姉妹の演奏は圧巻でした。二つの音色が異なるハーモニカで昭和歌謡曲メドレーを披露すると会場のチョット高齢者の皆様方から万雷の拍手が沸き起こりました。魅入ってしまい、今回は写真を撮るのを忘れてしまいました。
次の公務は「氷川漁業組合」の総会でした。組合長から収支、損益計算の内容について説明がありました。現金預金が減り、棚卸資産が増加していることに触れ、これを少しでも逆にしていかなくてはとの言葉が耳に残りました。ここでいう棚卸資産は、漁業組合であるが故の生き物である「魚」です。水の管理、魚体の健康管理、非常に神経を使う業務に、役員皆様が気の抜けない日々を送られていることが強く感じられました。町の観光事業を代表する事業の一つである水産業、自然との闘いもあるわけです。今後の事業発展に協力していきたいと思います。

2019年2月22日金曜日

2月22日(金)子育て応援住宅贈呈式


 

子育て応援住宅は、新たな譲与型町営住宅として整備したもので、東京都としては初めての事業です。この事業は、町内に永住を希望する子育て家庭に22年間携帯臆して住むこと、地域活動に積極的に参加することなどを条件に新築住宅を譲与するものです。住宅使用料は月額5万円ですので、単純に22年間で1320万円支払うことになります。建築費用はこれを上回っていますので、ご家族にとって、永住目的にかなっているものと思われます。

 この日は新聞、テレビ等マスコミも取材に訪れていました。新しい試みとして町の施策が注目されます。

2019年2月16日土曜日

2月16日(土)青梅マラソン開会式



明日の青梅マラソンに先立ち、青梅総合体育館で開会式が行われました。式典の後のトークショーでは、高橋尚子、野口みずきの両金メダリストがゲストという豪華版でした。ご存知の通り青梅マラソンは何万人というランナーが登録されていて、最後尾のランナーはスタートの合図から相当経たないと走れないほどです。1時間のトークショーの中で、ふたりからのアドバイスは、青梅ならではのスタート時の準備でした。満員電車と同じ上体を動かせない状況での足首トレーニング、30キロを完走するための精神的、肉体的ペース配分など、ランナーでない私にも非常に納得させられる内容でした。会場に来ている、明日走るランナーにも自身が一緒に楽しむことも伝え、サービス精神旺盛のお二人でした。

2019年2月11日月曜日

2月11日(祝)冬の奥多摩

 
 
 
 
 地元小丹波にあるお稲荷様(十日の森)の祭礼に参加した後、冬の奥多摩に車を走らせました。この日は、かねてから町の事業として行われている日原伝統の「白箸づくり」の教室が、日原の森林館から場所を奥多摩湖畔の「水と緑のふれあい館」に移して実施していることから、様子を伺いに出かけました。

白箸とは、お正月やめでたい席などで使用される両細で塗りの施されていない白い箸のことです。材料は日原産の「ミズキ」ミズキは色が白く柔らかくて加工しやすいうえに、まっすぐ天に向かって伸びるため、白箸づくりに適しているとされていました。現在でもミズキを用材とした最高級品とされてきています。

3年前に町が予算化した日原伝統の「白箸づくり」の教室、当時は住民主体に日原の森林館で開催されていましたが、観光客にもその伝統を知っていただくために、奥多摩湖畔での開催となり、昨日は60名ほど、今日も入れ代わり立ち代わり参加する観光客でふれあい館のロビーが埋まっていました。今後、この教室が出来れば、町の産業展やふれあい祭りで披露してほしいと思っています。

さて、写真を見てください。湖畔に落ちていた松の葉っぱです。両側からこれを引っ張って、ちぎれなかったほうが勝ち!という単純な遊びを昔よくやったことを思い出しました。栃の実を掘り出して笛を吹いたり、名前はわかりませんが、草の実を出して、房を咥え、音を出したりと野山にあるもので遊んだんだなと・・・冬の奥多摩でそんなことを思い出しました。

2019年2月5日火曜日

2月5日(火)CLT




 
今日は私が所属する町議会の会派「緑水会」の研修会でつくば研究学園都市にある「つくばCLT実験棟」を訪問しました。CLTとはCrossaminatedimberの略で、ひき板を並べた層を板の方向が直交するように層を重ねて接着した大判の木質パネルで、近年の研究から注目され始めてきました。2016年に一般的な設計基準が策定されたのをきっかけに、今後国内におけるCLTの利用は急速に進めことが期待されています。林業が衰退し始めた近年、特に私が住んでいる奥多摩町にとって、課題となっている木材利用に、なにかヒントはないかと今回の研修となりました。
 実験棟(写真)に入ると冷暖房完備で、あらゆる素材の経年変化をみるシステムが完備されていました。CLTの利点と特質は、成長した森林資源の活用、優れた断熱性、安らぎの木質空間等環境にやさしく高性能であること、また、面で支える構造、効率的で素早い加工が可能なことなどが、挙げられます。用途としては、写真にある通り、多岐に渡りますが、住宅用としてはまだ実現していないので、坪単価など詳細がまだわからないとのことでした。
 いずれにしても、このような素材が有効活用されることが、林業の復活にも繋がるものと期待しています。

2019年2月2日土曜日

2月2日(土)なんと17回目

 
今日は私の勤務している古里保育園の職員による音楽劇やパフォーマンスを発表する「古里っこ」が開かれました。17年前に職員の一人が学生時代に勉強したことを基に、保育園の職員が子ども達に、地域に発信できるものはないかと研究し、今日に至っています。

 保育所は常に子ども達と一緒にいる現場なので、練習もわずかな休憩時間を割いて、限られた人数の、そして退勤後のパート練習に限られ、全員揃っての練習は前夜と当日の朝という状況です。要するに出来栄えよりも職員の結束や子ども達の喜ぶ姿に価値観を求めるといったところでしょうか。今日も地域の皆様、他の保育園の先生方、園児とその家族も観客となり賑やかな発表となりました。ダンスや歌、音楽劇、ブラックライトを使ってのパフォーマンス、もうひとつ最後の寸劇は「ねずみのよめいり」原作に加え、面白さも盛り込んだ寸劇は会場の皆様を笑いの渦に包み込みました。当日の朝まで台詞忘れや職員の当然のリタイヤ(インフルエンザ)などで本番がシナリオみたいなものでした。この行事は来年で18回目を迎えます。ここまで続けてこられたのは地域の皆さん、とりわけ保護者の皆さまの温かい協力があってのことだと公演後の反省会で確認し合いました。約一時間ちょっとの短い時間でしたが、子ども達にとって楽しい時間が過ごせたとしたらこんなに嬉しいことはありません。