先週の小笠原に引き続き、神津島に研修に行ってまいりました。実はこの前々日から二日間は岡山への視察が入っていました。ご承知の通り、未曽有の災害を受けましたので、訪問は遠慮しようということになりました。被災を受けられた皆様には謹んでお悔やみ、お見舞い申し上げます。
さて、昨年の10月の末に奥多摩町と提携協定を結んだ神津島村に12~13日と訪れました。現在の奥多摩町議会の構成になってから訪問していないことも有り、今回の訪問となりました。出発日はあいにく曇り空で、調布飛行場を飛び立つ際には、条件付きの飛行となりました。現地上空の視界が悪ければ調布に戻ることが前提というものです。火案を抱きながらの飛行でしたが、島に近づくにつれ、視界も良好となり、無事神津島に到着しました。
村役場では、定住化対策、水道事業の実情、教育現場での取り組みなどの説明を受け、熱心な質疑応答が続きました。その後島内巡りを致しました。万が一東海沖の地震が起こった場合は、海抜30mは避難が必要とのこと、島内の発電所は水没し、島が機能しなくなるのが一番の心配と村の議員さんが話されました。最後に島一番の観光名所、赤崎の海水浴場に連れて行ってもらいました。写真のように子どもたちが高さを競って飛び込むのだそうです。
今回の研修の中で、やはり一番共感したのは、図書館内の併設された島小屋(放課後子ども教室)です。学習の補填をする教育係が子どもたちと一緒に学習、そして遊んでくれています。奥多摩町でも、働く親御さんのための放課後の学童保育も行われていますが、さらなる放課後の充実も必要だと考えます。学童保育は福祉課の管轄ですが、今こそ教育委員会の管轄にして放課後の充実を図るべきと考えます。なにも塾のようにとは言いませんが、躾や人間教育も含めた指導が必要と思います。神津島では図書館の運営と子の放課後子ども教室は教育委員会の管理でした。
協定を結んだ町と村の交流、今回は議会での訪問となりましたが、今後は町村民の交流事業にしようと奥多摩町では8月と11月に神津島ツアーを企画しています。町民皆様の応募を期待しています。こうしてはじめの一歩が踏み出されました。
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