一泊二日で東京都庁議長会の研修が行われました。島嶼を含め13の町村議長と担当事務局総勢14名です。視察先は千葉県の長生村、平成の大合併で多くの町村が合併されましたが、唯一長生村が残り続け、現在に至っています。初日は、目的地の長生村に向かう前に、鋸南町の道の駅「保田小学校」に立ち寄りました。平成26年に廃校となった小学校だった建物を、新たに道の駅として再生したものです。かつて学校だった雰囲気を十分に残しつつ、地元の新鮮野菜から特産品までを扱い、さらに和洋中・カフェも併設し地元グルメも味わえる観光スポットとして生まれ変わっていました。「道の駅保田小学校」には、鋸南町の里山・海鮮料理を提供する「里山食堂」をはじめ、中華料理、イタリアン、カフェに加え、体育館を利用した特産物を販売する直売所もあり、地場産物をお土産に購入しました。また、教室の面影を残す元教室の宿泊施設「学びの宿」元職員棟の温泉施設も併設されています。また、都市交流施設としも位置付けられており、町民の交流の場としての役割も担っています。廃校を利用した施設はこれからの地方自治体の大きな課題であり、参考になる視察でした。
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