さて、翌日は千葉県唯一の村、長生村です。テーマは三つ「議会改革」「地域づくり」「防災」です。地域づくりは、村を通るJR線の駅を核とした町づくりの整備でした。老朽化した、また拡散している既存の施設を駅周辺にどのように配するかが課題でした。また、地域づくりには東日本大震災の教訓も活かす防災対策も含まれていました。長生村は九十九里に面しています。津波対策も重要な課題です。村内に二つの築山(高さ10M)を設け、有事には避難場所、日常は公園として機能させていました。(写真)もう一つ海抜11Mの所に集会所兼避難所を建設、1階ピロティ―は津波対策の為、柱のみ、3階は屋上で最終避難場所、2階は通常はコミュニティー施設としてカラオケなどで楽しめる施設となっていました。村全体は平らでコメ作りの田んぼが多く点在し、海を持っているので夏には海水浴、冬でもサーフィンなど恵まれた環境に思えますが、やはりどこの地域でも課題はそれぞれあるもの、百聞は一見に如かずでありました。
この研修は、東京から海ほたるを経由しての移動でした。休憩所の海ほたるは改めてびっくりしたことは、羽田へ降りる旅客機がひっきりなしに通過することでした。10分間のコーヒータイムに目視した飛行機は12~13機あったように思いました。(写真)2M四方の窓枠に2機が隣り合わせで映ることも有りました。世界に誇る日本の交通網の凄さの一端、ラッシュアワーさながらの光景を見ることが出来ました。
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