男子20名、女子18名 合計38名の成人式が奥多摩文化会館で行われました。大人になるということは・・・いろいろな方からの祝辞で、いつものように責任と義務、社会人としてあるべき姿が語られましたが、大人になるということはどういうことなのだろうかと改めて考えさせられました。
我慢ができたり、自分が悪いと認められるようになったら立派な大人。不合理や理不尽を笑って受け入れることのできる人のこと。人に迷惑をかけず責任取れる人のこと。人生のいつくしみ方を知っている人。 人の痛みに寄り添い、温かい目で周りの人をみることができる人。などなど・・・分別の無い人を見て「大人」とは年齢ではないものだと気付く、そう大人とは年齢ではない、年少の子どもでさえ、しっかりとした認識を持って行動できる子どもがいるのも事実です。
なぜ、このように大人の定義が、諸説湧き出てくるのでしょう。それは、その尺度、物差しは皆さん自身の心の中にあるからではないでしょうか。大人の入り口に立っている皆さんが、これから考え、実感していくものと思います。
さて、もう一つ「感謝の念」という言葉が成人を迎える皆様に向けられます。ご家族、恩師、地域の皆様に・・・気持ちを胸いっぱい抱えていても、なかなか言葉や行動に表わすことは難しいものです。ある方が言っていました。「その気持ち、社会に出て関わった人に向ければよい」と・・・その通りだと思います。世の中の動きが目まぐるしく変わる時代です。今ある職業が20年後には半分なくなるといわれています。こんな時代だからこそ自分をしっかりと見つめ、力を蓄えていく必要を感じます。
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