朝からどんよりとした曇り空、この冬一番の冷え込みです。温かかった暮れを思うとなおさら寒さが身に沁みます。この寒空の下、お正月恒例の奥多摩町消防団の出初式が行われました。式典では功労者や永年勤続の団員の表彰がありました。出動だけでなく、大会などの訓練も含めれば、年間どれだけの日数を消防団のために費やしていただけているかと思うと頭の下がる思いです。ご家族の協力なくしては地域の消防組織の活動は成り立ちません。観客席には、お父さんのかっこいい姿をじっくりと見ていた家族が多かったのが印象に残りました。数々の祝辞、あいさつの中で必ずあった言葉は「家族」の協力、理解というものでした。また、地域力が災害を最小限に食い止める力になるということも語られました。私がこの地域に越してきた当時は消防団員も定数を確保できていた時代で、特に誘われることもなく、消防団員として協力できませんでした。今はその確保がなかなか難しい中、団員の確保、環境づくり等に協力していきたいと思う一日でした。式典の後、一斉放水が行われました。虹色のアーチに、今年こそ被災地のいち早い復興を願わずにはいられませんでした。
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