2018年3月10日土曜日

3月10日(土)二部授業


 

今日は、東京都庁5階の大会議室において「東京都平和の祭典」の式典が開かれました。被爆されたご家族の皆様をはじめ関係者が一堂の会し、昭和20年のこの日の惨禍を忘れず、平和を祈る日として28年目を迎えました。

 式典の前に、会場に掲示されていた当時の写真に目を奪われました。今の都心はもちろんの事、八王子の駅周辺も大きな被害を被っていました。広範囲で東京が大空襲にあったことを物語っていました。また、掲示物の中には当時の配給制度の一覧表(写真)もありました。昭和15年のマッチ、砂糖の配給制実施皮切りに、衣食住に係る物資の配給が次々に行われるようになりました。学校教育も大変な時代で、区部で一学年が13~14クラスあったとのこと、そして授業は、午前と午後の二部授業を行わないと全員が受講できなかったとのこと、これは会場に来ていた高齢のご婦人から伺いました。

 現在では、少子化の中で、20名のクラスでも2班に分けての少人数教育を展開しています。何が幸せなのか、考えさせられた平和の祭典の一日でした。

 

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