2018年3月22日木曜日

3月22日(木)グランピング


 


「眼下には壮大な奥多摩湖、夜空には満点の星空が広がり、奥多摩の自然の魅力を満喫できる」こんなうたい文句で、この度、常設グランピング場が24日からオープンします。コンセプトの異なる5つのテントでの極上のグランピングが楽しめる施設です。ディナータイムは、専門のシェフがコース料理をふるまい、何名ものスタッフが、癒しの時間を演出してくださるそうです。

食事は泊まる客室によって異なり、各テントに備わるアウトドアリビングで味わうタイプとダイニングエリアでシェフが目の前で調理するタイプの2つを用意。どちらも、火起こしや調理、片付けは一切必要なし。ホテルに宿泊しているかのように、シェフが世界中から探してきた珍しい食材と地元の食材を融合させたフルコース料理を味わえるという至れり尽くせりの施設です。ディナーでお腹を満たした後は、テントの前でプライベートキャンプファイヤーも楽しめ、準備などはすべてクルーにおまかせという贅沢さ、スマートフォンはそっとカバンにしまい、なにもしないことをする贅沢な時間を過ごす空間がこの奥多摩湖の湖畔に登場しました。さて、お値段は、一泊ひとりが(ひと張りのテントではない)5万円前後から最高で15万円を超えるという一流ホテル並みです。オーナーに聞いたところすでに予約が殺到し、外国の方も多いそうです。

今日はオープンを控えたグランピング施設を見学させていただきました。うたい文句の通り調度品からベッド、ソファーなど高級な設えでした。私の住まいから30分ほどにこんな施設が出現しましたが、果たしていつか泊まることが出来るのでしょうか。奥多摩にとっては、どこか相乗効果が生まれるコンタクトがあればと願うものです。

 

2018年3月19日月曜日

3月16日(金)ドキドキワクワク

古里保育園の年長児もあとわずかで、小学校に進級します。体も大きくなって立派なお兄さんお姉さんぶりを発揮しています。
今日は恒例のマラソン大会でした。朝から子どもたちのテンションは上がっていましたが、担任の先生には、お互いを意識するようなそぶりを見せ「ボクは2位になるんだ」とか「オレ、5位になるんだ」などと個々に報告に来たそうです。1位はどうも決まっていいるみたいです。

往復で約1キロのコースですが、子どもたちのパワーは凄いものがありました。駆ける子が得意な子も苦手な子も一生懸命走りました。近所の方も地元の駐在所の方も休みを取って駆け付けた保護者の皆さまも交通整理を兼ねながらの応援です。ゴール後は先生からメダルをひとりひとりにかけていただきました。

こどもたちは、みんなドキドキワクワクしながらマラソン大会を終えました。

2018年3月13日火曜日

3月13日(火) 予算特別委員会


今日から平成30年度の予算特別委員会が開催されました。初日は予算の説明を受けました。本年も総体的に教育と福祉の予算が増加しています。特に、若者定住化対策など少子高齢化問題にかかわる予算は相変わらず手厚い内容です。町営住宅建設に係る土木費も増加傾向です。町の財政全体を診ると、積立の増加と借金の減少が良い流れになっている状況です。あとは下水道事業が完遂したことによる返債を順調に消化することでしょうか。ここ数年の決算報告に見る健全化比率も良化傾向にあり、全般的に安定した予算だと思います。
しかし、国保をはじめ、少子高齢化による福祉予算の増大により、保険料の値上げが重なっており、国民への影響は否めません。仕切り直しが出来るレベルにどうやって持っていくか、国の施策が待たれます。

2018年3月10日土曜日

3月10日(土)二部授業


 

今日は、東京都庁5階の大会議室において「東京都平和の祭典」の式典が開かれました。被爆されたご家族の皆様をはじめ関係者が一堂の会し、昭和20年のこの日の惨禍を忘れず、平和を祈る日として28年目を迎えました。

 式典の前に、会場に掲示されていた当時の写真に目を奪われました。今の都心はもちろんの事、八王子の駅周辺も大きな被害を被っていました。広範囲で東京が大空襲にあったことを物語っていました。また、掲示物の中には当時の配給制度の一覧表(写真)もありました。昭和15年のマッチ、砂糖の配給制実施皮切りに、衣食住に係る物資の配給が次々に行われるようになりました。学校教育も大変な時代で、区部で一学年が13~14クラスあったとのこと、そして授業は、午前と午後の二部授業を行わないと全員が受講できなかったとのこと、これは会場に来ていた高齢のご婦人から伺いました。

 現在では、少子化の中で、20名のクラスでも2班に分けての少人数教育を展開しています。何が幸せなのか、考えさせられた平和の祭典の一日でした。

 

2018年3月5日月曜日

3月5日(月)伝統を継承する

 
昨年、議会の開会日と重なり、春祭りに合わせて開催される定期公演に伺えなかった郷土の伝統芸能「川野車人形」の特別公演に足を運びました。長年、謡いや三味線は地元の長老が受け持っていましたが、子ども教室を継続してきた成果か、その親御さんたちが謡いや三味線を習得し、今日の出し物のほとんどを受け持っていました。車人形を操るのは、かつて地域の小中学生として学んだ面々、今は、専門学校や大学生となって地元に戻って演目を披露、頑張っている姿を見せてくれました。

遡ること20数年前、当時はまだあった小河内小学校の先生方が郷土の伝統芸能「川野車人形」が学校教育の一端として、また、伝統の継承という意味合いからも活動していきたいという発想から続いているものです。今日は、当時の校長先生、現在の校長先生、そして小学校の児童も見学し、伝統を引き継いでいました。

2018年3月3日土曜日

3月3日(土)教育が基本である

 
奥多摩木村奨学会が主催する小中学生を対象とした作文コンクールが実施され、今日はその表彰式が行われました。毎年、あるテーマが課題として出され、応募致しますが、今年のテーマは「思い出」でした。小学生の作品は学校生活や家族との団欒など経験したこと楽しかったことを細かく描写していて、ほほえましく感じました。中学生は、思い出をより深く自分自身の気持ちや感情を文章に表し、家族や友人への感謝、将来への気持ちなどをしっかりと表現していました。もちろん優秀作品ですから当たり前のようですが、素晴らしい作品が溢れていました。

 奥多摩木村奨学会は作文コンクール実施の他にも都内の小中学生との交流事業、優秀児童・生徒・学生奨励制度の創設、青少年の健全育成に資する青少年育成助成制度の創設など多くの発展的な事業を展開され、町の教育環境の充実に大きく貢献されています。創設者木村源兵衛氏の「教育が基本である」という考えを改めて胸に刻むものです。