今日は、奥多摩町と桧原村の議員合同の研修会がありました。研修テーマは「地元に人と仕事を取り戻す」と題して地域社会の構造に詳しい地域社会総合研究所の所長さんから講演を受けました。
一時期、消滅都市の話題が過疎地を席巻しましたが、今日の講演は田園回帰の時代であるとして、真逆の提案、元気が出る提案をしていただきました。地元に人と仕事を取り戻すための1%戦略、つまり、人口の1%、所得の1%を取り戻し、縦割りを排除した「合わせ技」の組織作りと拠点づくり、女性の活躍の場づくりなどが焦点とのことでした。その処方箋は、地域によって作戦の違いこそあれ、村の中で、町の中で経済も回していく原則を説かれました。そこにはやはりしっかりとした教育が施されてなくては実現が難しい、特に幼児期からの教育、小中学生の特に女子教育の中に郷土愛などが育まれるものが欲しいと説かれました。
今回は、消滅論で意気消沈した自治体に元気を取り戻す研修会となりました。今日のレジメはバイブルとして積んどくのではなく立てかけて、何時でも見られるようにしておきたいと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿