東京都では、多摩・島嶼地域で自然等の地域資源を活用した新しい体験の場を作ろうとする民間事業者のプロジェクトを公募、選定・支援し、事業の普及を行っていく体験型の事業を展開しようとしています。都心から近く、今後さらなる発展のポテンシャルを秘めた自然豊かな奥多摩の地が、この候補地として挙がっています。
東京の森に世界で一番美しいアウトドアフィールドを作る。この目標を掲げ、常設型のグランピングプロジェクトが立ち上げられ事業の推進に邁進しています。
グランピングとは、グランピング”というのは、そもそも造語であり、グラマラス(Glamorous)×キャンピング(Camping)を合わせたものであり、自然に囲まれたロケーションの中に、贅沢で快適な宿泊設備を用意して野営する、超豪華なキャンピングスタイルといえるでしょう。一般的には、キャンプといえばアウトドアで宿営するための最小限の用意のみで行われる。食事も寝床も簡素なもので、風呂やトイレや娯楽はない。これに対してグランピングと呼ばれるタイプのキャンプでは、風呂・トイレ・空調設備、ゆったり座れるソファ、ベッドなどを揃え、ものによってはテレビや冷蔵庫なども備えられた、豪華な設備で、自然の中で過ごすキャンプの醍醐味と、ホテル並の快適な過ごし方を両立させるスタイルで、シェフもついている場合もあるらしい。現在、グランピングは世界各地で富裕層を中心に広まりつつあり、日本でも各地に展開されています。
このグランピング施設が東京の奥多摩で事業展開するとのことで、議会の常任委員会で、千葉県香取市にあるグランピング施設を訪れました。この施設は、当初、農園リゾートそして運営されて、温泉施設やジップライダーなど広大な敷地を利用した総合レジャーランドです。ウッドデッキにハンモック、テントの中には豪華なセミダブルベッド、子どもが安全に遊べるリバーサイド、自然との一体感、ゆったりとした室内空間が楽しめます。設備に合わせ料金も一棟大人2名で3万円から4万円と良いお値段です。今後、ブームだけで終わることなく持続的に需要が喚起されるような事業になってほしいと願っています。
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