過疎化の進む町村の悩みとして地域行事が成り立たなくなっていることも一つでしょう。奥多摩町でも長きにわたって行われていた町民運動会が、昨年から廃止されました。少人数の地域では、選手集めも大変です。自治会が合同で組織しようとしてもまだまだ足りないというのが実情です。そこで形を変えて地域づくりをしようという試みで開催されたのが、奥多摩スポーツフェスティバルでした。「誰もがスポーツ活動に参加するまちづくり」として、町民が一堂に会する町民体育祭に代わる事業を各団体の代表者と協力して検討を行った結果です。手軽にできるニュースポーツや昔遊びの体験、健康コーナー、文化芸術コーナーなどにより、誰でも参加できる内容で、この日、盛大に行われました。会場は古里小学校校庭、体育館、文化会館、子ども家庭支援センターと同じ敷地内で様々なイベントが行われ、地域や年齢を超えた交流の場として、多くの皆様が参加し楽しむことができました。最後には抽選会があり、町民皆様は、お土産を持って帰路に着かれました。
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