2017年4月29日土曜日

4月29日(祝) 熊野神社祭典

 

 

4月の29日は天皇誕生日の時代からよく晴れる晴れの特異日でした。今日も朝から晴天、地元熊野神社の祭典が行われましたが午後からは曇天、少し雨の落ちてきた時間もありましたが、なんとか一日持ちました。最近は四季の移ろいによる気象よりももっと複雑な気候に翻弄されることが多いようです。やはり地球温暖化の影響は大きいのでしょう。

今年も各種団体の協力、参加により地元小丹波の熊野神社祭典が前日から賑やかに開催され、今日は踊りやカラオケで舞台が盛り上がりました。古里保育園では年長児が遊戯を保育士もダンスを披露しました。

この舞台は、一般的に神楽殿と呼ばれていて、入母屋萱葺(いりもやかやぶき)の農村舞台で、東京都の有形民俗文化財として指定されています。その舞台の上で、地域の皆様が存分に芸を披露しました。余興の〆はこ組囃子連の皆様です。メンバーの中には少し赤い顔をしながら笛を吹く方もいらっしゃいました。町の政策による若者向けの町営住宅も整備され、今年は新しい住民の紹介もあり、多くの住民の皆様の参加で盛り上がったお祭りとなりました。

 

2017年4月20日木曜日

4月20日(木) 森の声を聴く


過日、リアルタイムの森の声を都会のリビングやオフィスに届けようという試みをする企画の相談を受けました。一年を通して、24時間森の声を聴くことができるので、お部屋にいながら森の四季や日々の変化を感じることが出来るシステムとのことです。早朝には鳥の声、夜は虫の音などを楽しむという具合です。どこか電源が取れてなおかつ雑音が入りづらい山の中はないかという、少し無理な注文でした。確かに鳥のさえずりや風の音をキャッチするにはそれ相当の条件があります。お話を受けた後、役場の森林や観光の担当者に相談し、ふさわしい場所、協力者を探し辿り着いたのは、ある大学の演習林内でした。企画者は音響メーカーと芸術関係の大学教授、そして設計家の皆さんです。
今日は現場視察と打ち合わせがあり、私も同行させていただきました。敷地内の地図を見ながら理想の場所条件を探しました。教授のご理解で当初の計画が進みそうです。実施の暁にはまた、ご報告いたします。

2017年4月17日月曜日

4月17日(月) ドローン試験飛行

 
 
 

 

ドローン(無人航空機)特区の認定を受けたことによって、現行の航空法や電波法などの規制緩和で、より長距離の飛行、高画質の映像送信など可能となりました。これにより、今後、災害対策では、現場の確認や物資の搬送、福祉分野では、高齢者の安否確認や医薬品の搬送、農林水産分野では、山葵田や森林被害の確認、鹿肉の運搬、観光では、今まで撮影できなかった滝やダム上空など観光スポットの空撮など様々な活用が期待でき、町民はもとより、登山など観光客の安全確保にも役立つことが期待されます。

今日はそのドローンの試験飛行が町の総合運動場で開かれました。プレゼンは広島の民間会社です。写真の機会は高級マンションが買えるほどの値段だそうです。最新鋭の機器とのことです。カメラも搭載され揺れてもぶれない仕組みで、素晴らしい画像が地上の画面に送られてきます。空撮のリアルタイムの映像、3Dレーザー計測によるデータの収集など、山間地である奥多摩にとって災害対策などに大いに役立つことは間違いありません。今後の研究開発に大いに期待したいと思います。

2017年4月12日水曜日

4月12日(土) 「二胡」


二本の弦を馬のしっぽの毛を束ねた弓で擦って音を出す「二胡」という楽器があります。中国が本場のように伝えられていますが、「二胡」は中国発祥の楽器ではなく、シルクロードを通って伝来した擦弦楽器といわれています。
日本にもこの楽器演奏者が多くいますが、プロの音楽家が私の住む奥多摩まで出張されてレッスンをしてくださっていると聞き、お邪魔してみました。実際に先生から音の出し方を聞きましたが、バイオリンなどもそうですが、素人は音になりません、まさしく雑音になってしまいます。私はすぐに諦め、生徒さんのレッスンを拝見しました。弓と弦にメリハリをつけながら、これは腕や手首の角度、弦を抑える指の位置や強弱も含めてのメリハリと素人ながらに感じました。
この日の「二胡」練習会の皆様は毎月2回のペースで先生のレッスンを受けているそうです。レッスン会場にはメンバー手作りの手料理も並び、真剣なレッスンの合間にはおしゃべりと食事会の和やかな時間も作られていて、「二胡」という趣味を通じて、お仲間づくりが形成されています。地域づくり、町づくりの原型を見ることが出来ました。

2017年4月9日日曜日

4月9日(日) ご苦労様


「ご苦労様」来賓席からひときわ高い声が会場の体育館に響きました。30年間消防団に所属し、ここで団長を最後に退団、奥様とともに表彰を受け、席に着かれた時でした。OBの方でしょう。その任務のご苦労がよくわかっているのでしょう。思わず声が出たのではないでしょうか。

今日は奥多摩町の消防団任命式が行われました。小雨交じりのあいにくの天気でしたが、会場の氷川小学校には総勢180名の団員が集結いたしました。永年尽力された団長以下42名の方々が、退団されました。一番長い方は団長の30年、長きに亘っての奉仕活動でした。本人はもとより、ご家族の協力があったからこそでしょう。本当にありがとうございました。まさしくご苦労様でしたという気持ちです。新たに加わった団員は4名です。機能別団員(OBとして引き続き地域の防災に協力していただける団員)5名と合わせて9名です。高齢化に向け、本当に団員の確保は大変です。住民一人一人が自助共助の精神で地域を守ることが改めて浮き彫りになってきました。

2017年4月8日土曜日

4月8日(土) 入園式・進級式



6日が小学校、7日が中学校、そして今日が保育園と3日連続で入学式、入園式が続きました。今年は少し桜が遅れ気味です。保育園園庭の桜が入園式にやっと開いたという状況です。温暖化でこの数年は桜の満開が3月ということもありましたが、昔は入学式につきものだったように思い出されます。

保育園の式典では、0才児から5歳児までが参列します。当然ながら泣き声や私語が多いのですが、乳児(0歳~2歳)の子たちが親御さんにしっかりと寄り添い、式に溶け込んでいたのにはびっくりしました。子どもは自分の理性よりも周りの雰囲気がどうしても勝ってしまうものです。この日は乳児がしっかりしていたことで、年長児も整然と式に入ることが出来ました。

さて、子どもの成長を式典の中で確認され、親御さんの気持ちはどんなものだったのでしょうか。今では当たり前の光景ですが、運動会など行事でのビデオカメラ撮影が入学卒業等の式典にも見られるようになりました。もちろん、こどもの一挙手一投足を記録したい気持ちも大いにわかりますが、ところ構わずという場面も見られます。記録に残すよりも、脳裏に焼き付けるほうが大事なのかなぁと、、、時代が違うと言われればそれまでですが、

2017年4月6日木曜日

4月6日(木) 活気があります



一週間前までは、保育園に来ていたお友だちが、今日は立派な一年生になって、入学式を迎えました。保育園では年長児として年下の友達を引っ張ってくれていましたが、さすがに入学式では緊張と後ろに控える上級生の前では、幼さを感じました。しかし、式典の間は、しっかりとした姿勢で話を聞くこともできました。今日は保育園の担任だった先生、園長先生と参列しましたが、立派な立派な1年生の姿を私たち保育園関係者に見せてくれました。さあ、明日から早起きして学校に行ってください。式典では1年先輩の新2年生による合奏を聴きましたが、1年間の成長は目覚ましいものです。良いお兄さん、お姉さんになることが確信できました。

そして、久しぶりに20名を超えた学年の誕生です。やはり、活気がありますね。楽しい小学校生活を送ってください。

2017年4月1日土曜日

4月1日(土)新年度のスタート


新年度がスタートしました。今年の2月には久しぶりで、わずかですが、人口の増加をみました。奥多摩の良さを感じ、移住する家族も少しずつですが増えつつあります。これが恒常的になるかは、今後の地道な政策が続くかにかかっています。私たちの先輩が築き上げた東京の水源としての奥多摩町を、新しい住民皆様とその価値を共有し、これからの町づくりに活かさなくてはと痛感しています。
 平成29年度の予算が3月議会で可決され、4月から事業がスタート致しました。定住化対策とともに、昨今の災害に対応する施策としての防災関係の予算も計上されています。一議員として、しっかりと地に足をつけて活動してまいります。