一昨年の9月議会で認知証対策について一般質問をした中で、キャラバンメイトの重要性について認識いたしました。キャラバンメイトとは、認知症対策として厚生労働省が始めた事業。医師など専門家が介護経験者らを養成。メイトが先生役になり、一般市民を「サポーター」に養成し、一連の取り組みを自治体が支援するもので、メイトは現在約7万人、サポーターは約310万人。メイトは、認知証の人や家族を温かく見守る応援者です。何か特別のことをするのではなく自分のできる範囲で活動をします。例えば、友人や家族にその知識を伝え、認知証になった人や家族の気持ちを理解するよう努めるものです。サポーターの中から地域のリーダーとして、街づくりの担い手が育つことも期待されます。認知証サポーターには、認知証を支援する目印としてオレンジリングがつけられます。
今日はそのサポーターを広げるべく養成講座が奥多摩町で開催さてました。会場は現実に認知症の家族を持たれている方をはじめ多くの人でいっぱいとなりました。地域包括支援センターの皆様のご協力で認知症の方にどのように対応したらよいのかを寸劇で教えていただきました。また、西多摩医師会の玉木会長からも認知症についての講義をいただきました。参加した皆様、それぞれ収穫のあった講演会だったと思いました。
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