2017年3月26日日曜日

3月26日(日)がっかりだぜ、照ノ富士


勝負の流れというものは、本当に神のみぞ知るということなのか・・・大相撲春場所で新横綱として12日間安定した相撲を取り続けた稀勢の里が敗戦と同時に大けがを負ってしまいました。ほんの一瞬のやりとり、特に立ち合いで優劣がつく相撲の恐ろしさ厳しさを日馬富士が実践しました。今日も強行出場するらしいですが、ファンとしては、無理しないで体を治してほしいという気持ちと本割、決定戦に持ち込んで連続優勝してほしいという気持ちと様々でしょう。2日前までは、この安定さから稀勢の里時代来たるという雰囲気を角力家たちが持ち始めていましたが、一瞬の綻びからすっかり雰囲気が変わってしまいました。

さて、照ノ富士です。怪我がなければ今頃は綱を張っていたはずで、私もその強さに感心していました。しかし、昨日の琴奨菊との戦い、相撲ファンはさぞ、がっかりしたことでしょう。相撲内容もしかり、相手の先輩大関(今は、関脇)の大関復帰がかかっている大事な取り組み、勝負がついた後の大阪府立体育会館全体のがっかりした様子がテレビ画面からも伝わってきました。先輩大関に引導を渡すなら真っ向から勝負して結果を見せてほしかったと思ったのは私だけではなかったと思います。間違いなく横綱になる器です。この一番が後世に悔いが残ることのないように、精進してほしいと思います。

今夕の稀勢の里VS照ノ富士、勝負より稀勢の里の怪我が心配です。

2017年3月25日土曜日

3月25日(土)さよならぼくたちのほいくえん


今日は古里保育園の卒園式でした。22名の卒園児、わずかな時間ですが、ボールを使って遊んだりした子どもたち、ひとりひとりの成長した姿、立派に卒園証書を受け取る姿に今日も涙が落ちてしまいました。はじめてのお子様を卒園させた親御さん。末のお子様を卒園させた親御さん。それぞれの想いが巡ったことと思います。乳児から保育を受けたお子様の中には、6年と1ヶ月もの長きにわたって、保育園とともに過ごしたことになります。親御さんもその成長に喜びをいっぱい表しておりました。

22名のうち3名は他の市町村の小学校に進学します。地元の小学校に進む児童とのお別れの日でもありました。式の終わりに歌った「さよならぼくたちのほいくえん」一生懸命な姿と感極まった園児の姿が印象的でした。謝恩会では、当時の連絡帳を保育士が読み上げると親御さんも溢れるほどの涙を浮かべていました。卒園おめでとうございます。4月から1年生です。

2017年3月24日金曜日

3月24日(金)「止まれ」は止まらないといけない


地元小丹波地区の奥多摩文化会館にて、交通安全講習会に参加しました。開会直後、啓発のDVDを鑑賞しました。事故で重い障害を持った子どもの介護を両親がつきっきりで看る様子が痛ましく映っていました。ご両親の献身的な看護、事故を悔やむ精神的苦痛、を見るにつけ、一瞬にして起こってしまう交通事故の恐ろしさを胸に留めました。

講演会では、「止まれ」という標識はしっかりと止まってほしい、いったん止まって、そのごゆっくりと交差点にすすんでほしいという意味がよくわかりました。普段の自分自身の運転マナーに自戒を込めて・・・


2017年3月17日金曜日

3月17日(金)2回目の卒業式


 時代の流れとともに卒業式も様変わりしてきています。今は送辞、答辞という言葉は聞こえてきません。送る言葉、別れの言葉と式次第には書かれています。別れの言葉も一人だけでなく数人で語り掛けるというスタイルが見られます。「仰げば尊し」も歌う学校はほんのわずかのようです。

 昨年統合された、奥多摩中学校の2回目の卒業式が今日行われました。ついこの間まで、一緒に少年野球をしていた子たちが、立派に別れの言葉を述べている姿にはものすごい成長を感じました。広範囲の学区になって通学も大変な中で、25名の卒業生全員が希望の進路に進むそうです。

卒業おめでとうございました。

2017年3月16日木曜日

3月16日(木) 予算特別委員会


一昨日、予算特別委員会で平成29年新年度予算の説明を受け、今日はその質疑が行われました。総体的に教育と福祉の予算が増加しています。特に、若者定住化対策など少子高齢化問題にかかわる予算は相変わらず手厚い内容です。町営住宅建設に係る土木費も増加傾向です。町の財政全体を診ると、積立の増加と借金の減少が良い流れになっている状況です。加えて下水道事業の目処が立ち、あとは返済計画の推移を見つめるところまでやってきました。健全化比率も良化傾向にあり、全般的に安定した予算だと思います。

しかし、民がお金ではない充実感を味わえる施策が何であるかを考える時期に来ていることも事実です。

2017年3月12日日曜日

3月12日(日)川野車人形




 
奥多摩町の川野地区は奥多摩湖の山梨県側に近いところです。ここに伝わる郷土の伝統芸能「川野車人形」の特別公演が奥多摩湖畔にある「水と緑のふれあい館」で開かれました。今年は35日の定期公演に伺えなかったので今日足を運びました。謡いや三味線は地元の長老が受け持ちますが、今日は三味線に女性もひとり加わっていました。車人形を操るのは、かつて地域の小中学生として学んだ面々、今は、専門学校や大学生となって地元に戻って演目を披露、頑張っている姿を見せてくれました。

遡ること20数年前、当時はまだあった小河内小学校の先生方が郷土の伝統芸能「川野車人形」が学校教育の一端として、また、伝統の継承という意味合いからも活動していきたいという発想から続いているものです。平成24年には町や東京都の推薦を受けて、「全国民俗芸能大会」に関東代表として参加もしています。

本日の出し物は、「甚平衛渡し場の段」が披露されました。複雑な人形の操り方を習得した学生の熱演は、謡や三味線の大人の方とぴったり、素晴らしいものでした。伝統を守る地域の地道な活動をこれからも応援していきたいと思います。

 

 

3月11日(火)認知症を学び地域で支えよう

 一昨年の9月議会で認知証対策について一般質問をした中で、キャラバンメイトの重要性について認識いたしました。キャラバンメイトとは、認知症対策として厚生労働省が始めた事業。医師など専門家が介護経験者らを養成。メイトが先生役になり、一般市民を「サポーター」に養成し、一連の取り組みを自治体が支援するもので、メイトは現在約7万人、サポーターは約310万人。メイトは、認知証の人や家族を温かく見守る応援者です。何か特別のことをするのではなく自分のできる範囲で活動をします。例えば、友人や家族にその知識を伝え、認知証になった人や家族の気持ちを理解するよう努めるものです。サポーターの中から地域のリーダーとして、街づくりの担い手が育つことも期待されます。認知証サポーターには、認知証を支援する目印としてオレンジリングがつけられます。

今日はそのサポーターを広げるべく養成講座が奥多摩町で開催さてました。会場は現実に認知症の家族を持たれている方をはじめ多くの人でいっぱいとなりました。地域包括支援センターの皆様のご協力で認知症の方にどのように対応したらよいのかを寸劇で教えていただきました。また、西多摩医師会の玉木会長からも認知症についての講義をいただきました。参加した皆様、それぞれ収穫のあった講演会だったと思いました。

2017年3月7日火曜日

3月7日(火)3月議会


今日から3月議会が始まりました。3月は新年度の予算が審議される議会です。昨年とほぼ同額の予算ですが、新規事業を含めて約62億、特別会計を含めると100億近い額となります。議会日程も掲載しましたので、傍聴をお待ちしています。

2017年3月4日土曜日

3月4日(土)ひなまつり

 



 

地域に眠っているお雛様を一堂に会して、雛飾りを観る会、今年で4回目を迎えました。明治時代のものから現代の物まで、会場狭しと飾られたおひなさまは年々増えていきます。ぴったりと並べられているおひな様、これはかたずけるときも間違えないようにするには大変な作業だなと・・・

この催しと、前から行っているお餅つきをジョイントして、今年も文化会館で開催されました。多くの住民が参加して、お雛様の観賞とお餅つき、そして会食と賑やかなひと時を過ごしました。乳幼児を連れた家族をはじめ奥多摩全域からボランティアの皆さまが集まりました。きなこ、大根おろし、小豆餡、海苔お好みで搗きたてのお餅をご馳走になりました。

町の福祉事業として行われたこの事業は、文化団体連盟の皆さまの絶大な協力のもとで成功しているものです。当日の会場には入りきれない程の元気な住民の姿、事業を楽しむ住民の姿がありました。地域力の素晴らしさを見ることが出来ました。