今日は毎月行われる例月監査の日です。収支の内容を見ることはもちろんですが、事業内容も含め現場視察なども行います。部屋での監査は午後にして、午前中は森林再生事業の現場視察を行いました。
成功例と残念ながら成果を見出されていない現場と2ヶ所視察を行いました。土の見えている表土がむき出しになっている写真は、植林してから50年物歳月が経っていますが、光が届くように枝打ち、間伐が施されていないため下草が成長していません。大量の雨などが降れば、表土が流れ落ち危険な状態といえます。下草が茂っている写真は、鳩ノ巣荘の対岸、白丸ダムまでの間の物です。順調に光が届き下草もあり地盤が安定しています。建物は対岸から見た鳩ノ巣荘です。
林業の衰退により、山の荒廃が進み数十年たっていますが、土砂災害、洪水や渇水の防止、また、動植物の住みやすい環境を作るためには、しっかりとした山の手入れが必要です。子どもや孫の代に残す財産をしっかりと作っていきたいものです。
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